何かといそがしく気ぜわしくブログも休眠中だがカメリアの近況を少し。予定通りにクヌギの葉っぱを冬眠室に入れておいたら、目を離した隙に潜り込んだ。意外な早わざだった。もしかして脱走してしまったのではないかと思って葉っぱの中を探ったら居たので一安心。
潜ったとはいえ、ときどき中で少しずつ移動しているようだ。鼻先を葉っぱの上、水面上に出していたりする。先日友人が来たので、葉っぱの中から引き出して亀島に上げて見た。迷惑なことだったろうけれど、そんなときカメリアは逃げる素振りや、あわてる様子は見せない。完全に甲羅に閉じこもるわけではないけれど、じっと動かない。ある境地に達した仙人風なんである。盲亀ではなく仙亀にタイトルを換えたい位。
その時も、次に見たときにはもう葉っぱの中に潜りこんでいた。葉っぱはそうとう水にさらしたのに水が茶色く濁る。体に悪いのではないかと心配になる。たまに水を半分くらい換えてやる。居住空間の方の水をかき出しても、冬眠室の方の水位はすぐには下がらず、じわーっとなのでバケツ一杯位換えてやる。じょじょに循環して混ざるのだ。
冬眠といえど、半分寝ぼけ状態なのだろうか。けっこう移動するようだ。昨日見たのがこの状態。久々に姿を見た。以前カメノテという貝をたくさんもらって食べたのを思い出した。
寒い日には、水槽の内側が結露する。枯れ葉の発酵熱が有効に作用している。外に置いているベゴニアのプランターを水槽の上に載せた。ベゴニアは外では冬越しできないし、植物はすこし熱を発するらしいのでよかろうと思ってのこと。ベゴニアの下の水槽内壁だけ結露してることもあるから、これは思い通りだ。寒くはなったが、まだ霜は降りたことがない。氷点下になることもある冬本番はまだこれからだけれど、たぶん大丈夫だろう。世話がしたくてたまらないわけではないが早く春にならないとつまらない。
(カメリアが来てからいつの間にか1年が過ぎ、388日目)