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京都の水族館に行ってきた。地元だから一回は観ないとという思いで初めて行った。海に隣接してない水族館だし、目玉はオオサンショウウオだという事なので過剰な期待は持つまいと思いつつ行ったのだ。
大文字の送り火当日だったということもあり、入場者が多かった。などという前置きはやめよう。ペンギンだ。身の回りの生き物とは言えないだろうけれど、気分的に身近な生き物なので許してもらおう。
これは何というペンギンかは解らない。よく似たのが3種類ほどいるので区別がつかない。一番一般的で、よく飼われていて、テレビでたびたび観る類であることは確か。それより、この偶然の画像だ。泳いでいるペンギンを見上げる角度で観察させる水槽なのだ。
ザブンと飛び込んだところが偶然に撮れたのか・・・記憶にないけれど。下半身の残像というか、波動なのか。とにかくこれはなかなかにすごい画像なのではないか。これを狙って撮り続ければ、もっとはっきりした良い画像が撮れるのか、どうか。
ペンギンの泳ぎ方を見ていると、足を推進力としては利用していない。あれだけしっかりしたモミジ葉状なのに水中では手羽の漕ぎだけで泳いでいる。あの足は陸を歩くためだけだ。このペンギンは立ち姿が何とも言えない。
大型のペンギンは直立して堂々としているが、このペンギンは前傾姿勢で手が所在なげで、何か途方にくれている感じがする。ホースの水を流しながら清掃している飼育員の水に頭をつっこんで水を飲んだりして、仕事中の係員もフッと笑顔になった。どうしたって愛さずにいられないではないか。