窓ぎわでロッキングチェアに揺られながら、沈みはじめた夕日を見つめていた。
そよぐ木々の葉の間に光輝くお日様を見つめていると、なぜか涙が込み上げてきた。
多少具合が悪くても、何不自由なく生きている幸せを実感し、あらためて健康のありがたさを思った。
突然の発病からまもなく丸3年になる。いつも先々の不安はあるが、この病を得て良かったのかと思っている。闘病の日々、そして九死に一生を得た幸せに、また明日の分からない日々にも、人として生きることの根本をあらためて考えることができたからだ。そうでなければ、自分は生かされていると言う大切なことに気づかずに、漫然と過ごしていたかも知れない。
私の心の底にある、かつてお世話になった皆さんに現況をお知らせしたい。
『 静かに自分の心を見つめながら生活しています。
緩やかなときの流れに身を任せて生きていきたいと思っています。
こうしてただ好きなように過ごせる幸せは、周囲の温かい愛と自然のおかげと、常に感謝を忘れることはできません。
これからの残りの人生を、人々の温もりに甘えながらも、特に妻に支えられながらも、前を向いて一人凛として生きたいと思っています。 』
そよぐ木々の葉の間に光輝くお日様を見つめていると、なぜか涙が込み上げてきた。
多少具合が悪くても、何不自由なく生きている幸せを実感し、あらためて健康のありがたさを思った。
突然の発病からまもなく丸3年になる。いつも先々の不安はあるが、この病を得て良かったのかと思っている。闘病の日々、そして九死に一生を得た幸せに、また明日の分からない日々にも、人として生きることの根本をあらためて考えることができたからだ。そうでなければ、自分は生かされていると言う大切なことに気づかずに、漫然と過ごしていたかも知れない。
私の心の底にある、かつてお世話になった皆さんに現況をお知らせしたい。
『 静かに自分の心を見つめながら生活しています。
緩やかなときの流れに身を任せて生きていきたいと思っています。
こうしてただ好きなように過ごせる幸せは、周囲の温かい愛と自然のおかげと、常に感謝を忘れることはできません。
これからの残りの人生を、人々の温もりに甘えながらも、特に妻に支えられながらも、前を向いて一人凛として生きたいと思っています。 』