《得体の知れない昆虫》
天気予報がはずれ、春の好天気に恵まれた。孫たちと近くの公園に行った。ブランコ、滑り台で遊ぶ孫たちをママとバーちゃんに任せ、裏の草むらでウスバシロチョウを撮っていた。いつもと変わりなくウスバシロチョウが何頭もたおやかに舞っていた。近づいてもほとんど逃げないので、ゆっくり、気に入ったポーズで撮影ができる。ハルジョオンに夢中で吸蜜するウスバシロチョウはこの辺に多い黒化異常型が多かった。いつも清楚で美しく愛おしく感じられた。

《サワオグルマに吸蜜するウスバシロチョウ》
そこで不思議な昆虫に出逢った。初めて見る得体の知れないものだった。ハルジオンの原っぱに踏みいると、その虫は足下から飛び立ち、しばらく飛んで伸び始めた月見草の葉に止まった。初めは、飛び方が蝶でもバッタでもない、トビケラのようなものかと思った。ファインダーを覗くと見たことのない得体の知れない昆虫だった。前翅はトンボのようだが、後翅の黒と黄色のきれいな模様が印象に残った。胴体は黒い体毛に覆われ、触角はヒョウモンチョウに似ていたが、蝶でも蛾でもなかった。急いでシャッターを切り、1枚だけ撮ることができた。飛び立った得体の知れないものは、風に乗りどこかへ飛び去り見失ってしまった。
帰宅して図鑑で調べたら、どうも羽根、触角の特徴からツノトンボの仲間ではないか?と思いインターネトで検索した。すぐに分かった。キバネツノトンボ(アミメカゲロウ目ツノトンボ科)だった。ツノトンボはトンボの仲間ではなくウスバカゲロウに近い仲間だった。あちこちで絶滅危惧種に挙げられていた。
小学生の頃から興味を持ち、人生を決めてしまったほど蝶に魅せられてきたので、蝶のことは詳しいが、今回、ツノトンボについて初めて知った。
身近な自然界には、まだまだj自分の知らない世界が山ほどあり、抱いた疑問を一つ一つ解決していきたいと思っている。実に楽しいことだ。

《ハルジョオンに吸蜜するウスバシロチョウ》
天気予報がはずれ、春の好天気に恵まれた。孫たちと近くの公園に行った。ブランコ、滑り台で遊ぶ孫たちをママとバーちゃんに任せ、裏の草むらでウスバシロチョウを撮っていた。いつもと変わりなくウスバシロチョウが何頭もたおやかに舞っていた。近づいてもほとんど逃げないので、ゆっくり、気に入ったポーズで撮影ができる。ハルジョオンに夢中で吸蜜するウスバシロチョウはこの辺に多い黒化異常型が多かった。いつも清楚で美しく愛おしく感じられた。

《サワオグルマに吸蜜するウスバシロチョウ》
そこで不思議な昆虫に出逢った。初めて見る得体の知れないものだった。ハルジオンの原っぱに踏みいると、その虫は足下から飛び立ち、しばらく飛んで伸び始めた月見草の葉に止まった。初めは、飛び方が蝶でもバッタでもない、トビケラのようなものかと思った。ファインダーを覗くと見たことのない得体の知れない昆虫だった。前翅はトンボのようだが、後翅の黒と黄色のきれいな模様が印象に残った。胴体は黒い体毛に覆われ、触角はヒョウモンチョウに似ていたが、蝶でも蛾でもなかった。急いでシャッターを切り、1枚だけ撮ることができた。飛び立った得体の知れないものは、風に乗りどこかへ飛び去り見失ってしまった。
帰宅して図鑑で調べたら、どうも羽根、触角の特徴からツノトンボの仲間ではないか?と思いインターネトで検索した。すぐに分かった。キバネツノトンボ(アミメカゲロウ目ツノトンボ科)だった。ツノトンボはトンボの仲間ではなくウスバカゲロウに近い仲間だった。あちこちで絶滅危惧種に挙げられていた。
小学生の頃から興味を持ち、人生を決めてしまったほど蝶に魅せられてきたので、蝶のことは詳しいが、今回、ツノトンボについて初めて知った。
身近な自然界には、まだまだj自分の知らない世界が山ほどあり、抱いた疑問を一つ一つ解決していきたいと思っている。実に楽しいことだ。

《ハルジョオンに吸蜜するウスバシロチョウ》