エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

防衛予算は聖域なのか

2008-06-15 | 日々の生活
              【ドクダミ咲く】

 イージス艦の漁船事故が起きた頃、テレビ番組、爆笑問題の「私が総理大臣になったら」で、「防衛予算を半分に」の提案があり可決された。私も大賛成だ。今その国民的議論が必要ではないだろうか。
 昨今、社会保障や高齢者対策、医療費負担の軽減等々で、国民の暮らしの改善が叫ばれている。税金の無駄使いが指摘される一方、消費増税議論が始まり、国民はさらなる重い税負担を強いられそうだ。
 数日前、日本の防衛予算は約5兆円、世界5位と報道された。実に一般会計予算の1割だ。その1%でも500億円、本当にこんなに必要なのだろうか。
 憲法第2章(9条)には「戦争の放棄」がある。本来、日本は戦力は保持できないし、戦争も出来ないはずなのに、「専守防衛」の名のもとに莫大な税金が防衛予算として使われているのだ。クラスター爆弾を一体どこで使うのだろうか。平和に、武器は要らない。今こそ国会で防衛予算の見直しをして欲しいと思う。


ゆったりと時が流れる。

2008-06-15 | 日々の生活
日曜日はいい。皆がお休みでゆったりとした時間が流れる。

 日曜の朝の散歩には、幼稚園が休みの孫たちもついてくる。今朝はママも一緒にオタマジャクシの観察会だ。もう後ろ足が生えたオタマジャクシが元気に泳いでいた。

今朝方、思いがけず父の夢を見た。めったに登場しない父との偶然の再会を喜んだ。頭の片隅に「父の日」があったからだろうか。元気でいてくれたらどんな話をしているだろうか。別れて20年にもなるが、今、父に聞きたいことは沢山ある。
 母の日には母を、父の日には父を想いたい。

昨日の岩手・宮城地震、ゆっくりした揺れが数十秒続いた。これは大きいと思いすぐにラジオのスイッチを入れた。それから1日中地震報道が続いた。
何時なにが起こるかわからない。この自然の災害に遭われた方々のニュースを切なく聞きこころから見舞いたい。自然の途方もない力をあらためて思い、自然に包まれて慎ましく生活できる幸せを感謝している。
 
 今朝、3件の電話があった。信州の妻の姉たちからそれぞれに、岩手・宮城の地震の影響を心配しての電話が入った。いずれも長いおしゃべりになった。しょっちゅう連絡を取り合い、実に仲の良い四姉妹をあらたまって羨ましく思った。


求めない
すると
時はゆっくり流れ始める 
  加島祥造