エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

たのしみは・・・

2008-06-24 | 日々の生活
   【ある日の登園 プール始まる】 


 しばらくぶりに、橘暁覧の歌集を開いた。
 「独楽吟」の連作には、
 『たのしみは 三人の児ども すくすくと 大きくなれる 姿みる時』とある。
 考えてみると、今の楽しみは、先ずは孫たちの成長をみることである。
毎日、孫たちから、じーちゃん!じーちゃん!と呼ばれることが嬉しく楽しい。

 『たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時
 これも良く経験する楽しみだ。

 『たのしみは 昼寝せしまに 庭ぬらし ふりたる雨を さめてしる時
今朝起きてみると、昨夜来、久しぶりに降った雨に、庭がしっとり落ち着いた雰囲気であった。特にこの梅雨は雨が少ないので、このお湿りが欲しかったこともあり、何となく楽しい気分であった。

 暁覧の、清貧の日々の暮らしの中に詠んだ歌の数々は、その心情がよくわかり楽しい。
一度、今の自分の楽しみ、嬉しさ、苦しみや辛さを整理してみたい。