目を閉じて静寂に聞く我が心
穏やかな小春日、深まった秋の街を会津大へ自転車を走らせた。構内のケヤキが見事に色付いていた。ケヤキ並木の隣り合う1本1本が緑、黄色、赤と色とりどりに美しかった。
【会津大学のケヤキ】
月に一、二度、大学図書館の静寂の中で、本を読みながら思いを巡らすことにしている。
閲覧室の広い窓越しに秋の空が広がっていた。植え込みの刈り込まれたドウダンツツジの赤と、サツキの緑が美しいコントラストで、小さな芸術的な庭だ。梢が色づき始めたイロハモミジが数本、風に揺れている。
久々に静寂に身を置くと、あらためて、諸々に心の整理が必要だと思った。
思えばときどき立ち止まって明日を考え、悩みながら長い道を歩いてきたように思う。しばらく自分の健康ばかりに気を取られ、立ち止まり自分の心を静かに見つめることがなかったと反省した。
焦ることはないが、流されてきた時を少し止めて、たとえば今さらながら、人生とは何なのかなど、あらたまってこころを整理するときを持ってみたい。
穏やかな小春日、深まった秋の街を会津大へ自転車を走らせた。構内のケヤキが見事に色付いていた。ケヤキ並木の隣り合う1本1本が緑、黄色、赤と色とりどりに美しかった。
【会津大学のケヤキ】
月に一、二度、大学図書館の静寂の中で、本を読みながら思いを巡らすことにしている。
閲覧室の広い窓越しに秋の空が広がっていた。植え込みの刈り込まれたドウダンツツジの赤と、サツキの緑が美しいコントラストで、小さな芸術的な庭だ。梢が色づき始めたイロハモミジが数本、風に揺れている。
久々に静寂に身を置くと、あらためて、諸々に心の整理が必要だと思った。
思えばときどき立ち止まって明日を考え、悩みながら長い道を歩いてきたように思う。しばらく自分の健康ばかりに気を取られ、立ち止まり自分の心を静かに見つめることがなかったと反省した。
焦ることはないが、流されてきた時を少し止めて、たとえば今さらながら、人生とは何なのかなど、あらたまってこころを整理するときを持ってみたい。