知り合いからムキタケをいただいた。
食べ方を教えられたが、知らないキノコだった。ネットで調べたら、晩秋のキノコで、特徴は、【晩秋のころブナなどの広葉樹の枯れ木や、倒木、切り株上に多数重なりあって発生する。ツルッとした舌ざわりが親しまれ、味噌汁、煮物、野菜炒めなどにあう。】と。また、原木も売られていて、普通に親しまれているキノコのようだ。
沢山いただいたので、いろいろ料理していただいた。傘の表面の皮が剥けやすいからムキタケと言うらしいが、剥かないでそのまま料理した。
お吸い物は、豆腐を一緒に入れたすまし汁、煮物はタマネギとの卵とじ、またそのままおろし醤油も美味しかった。肉厚で癖がなく食感が良く、ボリュームのあるキノコだった。
キノコ採りの思い出は、川俣にいたころセンボンシメジを採ったことや見事なイノハナを乾燥させ、薫り高いイノハナご飯をたべたこと。またサクラシメジやスギヒラダケを採って油炒めにしたことなどか。数年前まで、我が家ではオオイチョウダケが沢山採れたこと。丁度クロチクが殖えてきたころ突然生えてきたが、竹とスギが必要だったようだ。これは数年間、場所を徐々に移動しながら収穫できたが、今は、全く出なくなった。
今は、確か一昨年、娘が友達からもらったシイタケの原木を庭の前の林に置いてあるが、今年はと期待していたが今のところ出てくる気配はない。久々に、林を覗いてみたら、ツチグリが結構見られた。
誘われることもなくなり、とんと御無沙汰だが、年に一度くらいはキノコ採りに行ってみたいと思っている。