■「いせ源」@神田須田町
三菱一号館を後に地下鉄で移動。神田の「いせ源」の建物は昭和5年の建築、この東京都選定歴史的建造物であんこう鍋を食す。美味。
あんこう鍋と少量のビールでいい気分。いせ源の近くのカフェ、CHOPIN(クラシック音楽には疎いけれど、ショパンって読めた)でかなり濃い珈琲を飲む。「神田食味新道」という淡路町と須田町のふる~いお店の紹介パンフには、「頑固な程昔の儘の濃い珈琲」とある。普段、男は黙ってブラックコーヒーな私だが、ミルクを入れた・・・。
上は「いせ源」の向かいの「竹むら」、昭和5年創業の汁粉屋さん。この辺りには他にも鳥のすきやき「ぼたん」、池波正太郎が好んだそば屋「まつや」などの老舗がある(「まつや」はタイトルが思い出せないが新潮文庫の表紙にも写真が使われている)。
■「ルイス・バラガン邸をたずねる」@ワタリウム美術館
地下鉄でワタリウム美術館へ。ルイス・バラガンというメキシコの建築家の認知度はどうなんだろう・・・。プリツカー賞を受賞、自邸がユネスコの世界遺産に登録されている建築家の作品展。
「安藤建築を色彩豊かにした」ような自邸、濃いピンク色が印象的。バラガンの作品で一番有名な自邸の再現、といってもやはり限界が・・・。そう、雰囲気の再現。
■ 東京の深層へ入り込む・・・
タイトなスケジュール、ラストは広尾。すっかり暗くなってしまった昨夕、広尾の某ビルの地階にある黒川雅之さんの事務所へ・・・。ほぼ月に1回のペースで行われているというプロダクトデザインの勉強会に参加。
若いデザイナーたちのプレゼンテーションを聞く。どの世界にも優秀な人はいるものだと改めて思った。作品もプレゼンもすばらしかった。プレゼン内容は省略。
浦島太郎は助けた亀に案内されて龍宮城へ行くことができた。同様に私が東京の深層に入り込むことができたのは、案内してくれた友人のおかげ、アリガトウ。友人への謝意を記して「週末東京」稿を終わりにする。
091106:18129歩
091107:16483歩 今回もよく歩いた。
■ 原稿の加筆や写真の追加、差し替えをするかも知れません。