■ 町なかを川が流れていること、町を一望できる小高い場所があること、このふたつは魅力的な町に欠かせない条件だと思う。
松本は町なかを女鳥羽川が流れ、城山からは市内を一望できる。そして、昨日(14日)訪ねた郡上八幡も町なかを吉田川と小駄良川が流れ、町の西側を北から南に貫流する長良川に注いでいる。町の北東になるだろうか、小高い山の頂上にある郡上八幡城からは町を一望できる。
松本と郡上八幡は町の基本的な構造がよく似ている。郡上市(郡上八幡)は郡上郡下7町村の合併で2004年に誕生した。人口およそ45000人の小さな市。
松本から郡上八幡までは高山を経由、東海北陸自動車道を利用しておよそ3時間(160km)、意外に近い。
1 郡上八幡駅
最初に訪ねたのは長良川鉄道の郡上八幡駅。木造の古い駅舎。繰り返しの美学なホームの木柱の連なり。
2 旧八幡町役場
木造の駅舎の後、昭和11年に建てられた庁舎へ。木造2階建て。平成10年に国の登録有形文化財に指定されている。
3 郡上八幡楽藝館
旧医院を公開している。下の写真は内科の診察室だった部屋。
4 蔵の窓
5 米穀店
これぞ繰り返しの美学!! 飛騨古川や高山でも見られる軒先のデザイン。
6 街並み @鍛冶屋町
紅殻格子と袖壁に注目
7 大乗寺の山門(鐘楼門)
この空間構成、秀逸!
境内の紅葉に高揚。
8 錦秋
郡上八幡城に向かう・・・ 急な坂道の途中で
9 郡上八幡城
昭和8年に再建された木造の城
10 郡上八幡には龍が棲んでいた!
11 神農薬師
岩に祠を掘って祀られた薬師如来
12 昼めし
魅力的な町の条件、先に挙げたふたつの条件に加えて美味い郷土料理があること。
朴葉すしと鶏汁ざるそば 美味!!
同行のふたりは飲み友達。感謝、感謝!