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路上観察 火の見櫓 大町市美麻にて 100504
木造の火の見櫓を見つけた!
次のようなチェックポイントを挙げて火の見櫓を観察してみよう。
①屋根の形状と頂部の飾り:三角錐 飾り無し。小屋組みを撮ろうと思ったが、まだカメラに慣れていないため(などと言い訳するが)設定を中央重点測光に変更できなかった。ああ、アナログ中年のバカ。→そうか、画像を加工するという手があるじゃないか! アナログ中年、ちょっとオリコウ!?
梁を渡して束(写真には写っていないが)を建て3本の隅木を受けている。各面、垂木を2本ずつ放射状に掛けている。
②見張り台の形状と手すり、その他:三角形 手すり無し。但し斜材が恐怖感を少し和らげているかもしれない。
③主要構造部の平面形、材質、部材の接合方法:三角形 木造 接続部(継ぎ手)は確かそぎ継ぎボルト止めだった。4段の斜材(筋かい)は片掛け。段ごとに向きを変えている(構造上当然か)。
④基礎:御影石の柱と丸太柱をボルトで止めている(きちんと確認しなかったが、たぶん)。埋設部は不明。
⑤周囲の状況、その他:周囲は田畑、道路沿いに単独で建っている。下の写真で火の見櫓の後方に柱と重なって写っているそば屋まで出かけてこの火の見櫓に気がついた。
今回はチェックポイントを決めていなかったのできちんと観察できなかった・・・。次回からはきちんと観察しようと思う。
火の見櫓にもいろんなデザインがあっておもしろそうだ。
追記:現在はこの場所から移設されている。(160605)