透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

011 新録に映える火の見櫓

2010-05-16 | A 火の見櫓っておもしろい

  
011


路上観察 火の見櫓 松本市入山辺(旧入山辺村役場前)にて 100516

①屋根の形状と飾り:八角錐(急勾配) 頂部に避雷針 半鐘無し

②見張り台の形状と手すり、その他:六角形 等辺山形鋼の手すり 丸鋼の手すり子 装飾無し

③主要構造部の平面形、材質、部材の接合方法:三角形、部材は等辺山形鋼。リベット、ボルト、溶接併用。4段のブレースは丸鋼、端部を曲げてガセットプレートを貫通させてボルト止めしている。リング式ターンバックル。柱脚の等辺山形鋼を曲げ加工したアーチ、カーブが美しい。

④梯子:厚手のフラットバーに丸鋼のステップ。

⑤基礎の形状、その他:三角形のコンクリート塊状基礎。


⑥周囲の状況、その他:中間に三角形の踊り場。後方の新緑が眩しい。



火の見櫓の近くから残雪の北アルプスを望む。 


 


010 繰り返しの美学な梯子

2010-05-16 | A 火の見櫓っておもしろい

 
010 東筑摩郡朝日村小野沢 後方は昭和11年竣工の朝日村役場




路上観察 またまた火の見櫓 朝日村にて 2010.05.15

 ブログに「繰り返しの美学」、「火の見櫓っておもしろい」、「ブックレビュー」というカテゴリーを設けました。

「ブックレビュー」 ぼくはこんな本を読んできたという備忘録として。

「火の見櫓っておもしろい」 火の見櫓のデザインが思いのほか多様なこと、デザインに地域性がありそうなこと、ランドマークとしてもみることができることなど、なかなかおもしろそうなのでその観察記録として。

「繰り返しの美学」 繰り返しには美が宿る。事例を繰り返し取り上げて示していこうと。

で、今回は火の見櫓の繰り返しの美学な梯子を載せます。2本の丸鋼のステップに縄を巻いて登り降りしやすくしています。

シンプルで美しい火の見櫓です。