透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

008 まずよく観察すること

2010-05-12 | A 火の見櫓っておもしろい

  
008 路上観察しなかった火の見櫓 下諏訪町にて 100508

下諏訪町近くで見かけたビルの屋上に立つ大きな火の見櫓。この日は諏訪大社下社の御柱、里曳きの日で朝早く電車で出かけた。火の見櫓をよく観察しなかったので、チェックポイントに挙げてある構成部材、ジョイント方法など不明。

写真を撮る前に対象をよく観ないと後で何を撮りたかったのかよく分からない写真、知りたいことがはっきり写っていない写真が残るだけだ。反省。


 追記:この火の見櫓は撤去され現存しない。


路上観察今回は道祖神

2010-05-12 | B 石神・石仏

路上観察 道祖神 松本市今井にて 100509

 前稿で取り上げた火の見櫓のすぐ近くにこの道祖神がありました。高さ約80cm。縦長の石、なかなかいい形だと思います。

蓮の花に乗っているのでしょうか。だとすれば、仏教的な意味合いが含まれているのかもしれません。ウィキペディアには**道祖神は、古代から近世に至るまで 時代によって様々な信仰、宗教と融合する。**とありますから。

磨耗していて顔の表情は分かりませんが、仲睦まじい年配の(でもないかな)、庶民的な男女神に見えます。造立年は不明です。この道祖神には裏面に文字の彫りこみがありませんでしたから。

 路上観察の対象は現代建築をはじめ民家(町屋、洋館などを含む)、建築に棲む生き物、火の見櫓、繰り返しの美学、そして道祖神などいくつもあります。街歩きが楽しいというか、忙しいというか・・・。