撮影日 20120504
■ 昨年の5月4日に長野に出かけた際、並び立つ道祖神と庚申塔を見かけていた。縄を巻いてあるのは、しめ縄がしてあったから? だとしたら片づけるときなぜこの縄だけ残したのだろう・・・。それともこのように塔身に縄を巻くことに何か意味があるのだろうか・・・。
庚申塔の裏も写真を撮っていた。改めて見ると大正九年十月庚申日と彫り込んである。この年の干支(十干十二支)は庚申。庚申の年の庚申の日(十月二十九日)に建てるという念の入れようだ。
ところで道祖神は猿田彦神を祀っているという説がある。過去ログ そして庚申塔についても仏教的な庚申信仰では青面金剛を本尊とするが神道の猿田彦とも結びついているそうだ。
並び立つ道祖神も庚申塔も姿は違えど中身は一緒という解釈も成り立つということか・・・。