透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

養浩館

2013-05-22 | B 繰り返しの美学

 江戸時代には「御泉水屋敷」と呼ばれ、福井藩主松平家の別邸だった数寄屋造りの養浩館。
先日所用にて福井まで出かけた際、見学しました。





柱や桁、垂木(たるき)に丸太が使われています。垂木に注目。杉のみがき丸太とこぶし(数寄屋建築用材として香節とも表記されます)の丸太が使われています。杉材2本とこぶし材1本の繰り返し。軒天井がリズミカルで美しいです。数寄屋における繰り返しの美学・・・。