まとめ 創作ラーメンにナルトは不要、なつかしのラーメンにナルトは必要
しばらく前にナルトについて書いたが(過去ログ)、その稿の結論は上掲の通り。
■ 先日めん処 金太郎という松本市内にある食堂でワンタンメンを食べた。この食堂、メニューは豊富だが、ラーメンにナルトが入っていることを知っていたのでワンタンメン注文したのだった。
ここのラーメンは細麺であっさり鶏ガラスープ。具は見ての通り、きざみネギ・海苔・メンマ・チャーシュー、そしてナルト。そう、見た目、なつかしのラーメン。
どんぶりの中央にナルトがのっている。なかなかの存在感。ナルトがあるのとないのとではどう違うのか、本当になつかしのラーメンにはナルトが必要なのか、確認してみた。
ナルトをスープに沈めてしまって確認。確かにナルトがないと見た目寂しいことが分かった。やはりなつかしのラーメンにはナルトが必要のようだ。でも、♪ 飾りじゃないのよ涙ナルトは というわけではなく、あくまでも飾りとして。
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ところで東海林さだおさんは『レバ刺しの丸かじり』に収録されている「となると、ナルトは」で
**見ればわかるがナルトは決して悪い奴じゃない。
裏表のない奴、そういう印象もある。
ひっくり返して見ると分かるが、裏も表も同じである。**(18頁)と書いているが、ボクはナルトには表と裏があって「の」が表だと聞いたことがある。
実はこのワンタンメンが運ばれてきた時、ナルトは裏だった。で、箸でつまんでひっくり返してから写真を撮った。このことにこだわっていて必ずナルトを表にしている店主もいると聞いたこともある。
たかがナルト、されどナルト。
ここまで書いて、ラーメンにナルトを表にしてのせる場合と裏にしてのせる場合とで「ナルト効果」に違いがあるのかどうか確認すればよかった、と気がついた。シマッタ!