週末は映画を観よう
■ 007シリーズ「スカイフォール」を観た。
ダニエル・クレイグ演ずるボンド3作目。ボンドと上司のMの絆、ふたりが演ずる人間ドラマと言ってもいいかもしれない。
かつてMの部下だった男・シルヴァのM16への復讐。それを阻止しようと奮闘するボンド。
おじいちゃんQはパソコンオタクの若者に代わり、マネー・ペニーもキュートな女性に。本作でシビアでクールなおばちゃんMが驚きの殉職。
ああ、ムーアボンドのB級ハチャメチャアクション(?)が懐かしい・・・。
■ 「特急あずさ 自由席廃止」 10月31日付信濃毎日新聞朝刊にこの見出しの記事が載った。来春から 新型のE353系への車両切り替えに伴い、自由席を廃止し、それに替わる「座席未指定券」を導入するとのこと。
さて、本稿で取り上げたいのは座席上部に設置されるという表示ランプについて。
交通信号機同様、赤、黄、緑の3色によって空席かどうか表示するという。座席未指定券で乗車すると座席の上の表示ランプで空席を確認して座ることになるが・・・。
どの色の席を空席と判断して座るだろう。 ■ に座る。
これが正解だと思いきや不正解で、空席は ■ だというから混乱する。
ちなみに ■ は という意味だという。
交通信号機の場合 ● は言うまでも無くそれまでの走行という行為を継続しないで停止せよ、というサイン。小さい頃から慣れ親しんできているこのサインからの連想で、座席上方の ■ 赤色点灯は、座るというこれからしようとしている行為の停止というか、取りやめを指示するサインだと理解するだろう。
なぜ、このように信号機とは逆の表示をすることになったのか分からないが、導入検討の過程で誰も分かりにくいと指摘しなかったのだろうか・・・。車両内を回る車掌にしてみれば、発売済みで ■ より ■ 表示の方が良い気分だろうが。そうか、これはお客さん目線ではなく、車掌目線で決めたのか・・・。
■ と ■ は逆でないと乗客は乱するだろう。
1125 身延町八日市場 4脚44KP型 撮影日181028
■ 国道52号(静岡市清水区と甲府市を富士川沿いに結ぶ約100kmの一般国道)は既に何回か通っている。その都度、この火の見櫓を目にしていた。だが、また次回、と思って観察したことがなかった。
先日(10月28日)もここを通った。後方に国道52号のガードレールが見えている。初めて脇道に入り近くで今までスルーしてきた火の見櫓を見た。KPから下方はほぼ直線的に広がっているがもう少しカーブが付いていた方が好い。脚部は火の見櫓の印象を左右する重要な構成要素だ、ということが分かる。
とんがり屋根のてっぺんに避雷針と風向計と飾り。4隅に小さい蕨手。静岡、山梨にある火の見櫓の見張り台には隅切り(面取り)をしてないものが多いのかもしれない。今まで見たものを当たってみよう。
バルコニーのように張り出した踊り場、KP。ここで梯子を移る。
脚部直上の水平構面に床を設け、外付け梯子から内付け梯子に移るようになっている。下から内付け梯子でも構わないはずだが、どうしてこうしたのかな・・・。
本稿で10月27、28両日に見た火の見櫓の記録終了。