透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

141枚目は火の見櫓巡りの先達

2020-02-18 | C 名刺 今日の1枚

 
141 堀川雅敏さん

 **長野県の火の見櫓の数は2,300基くらいという推測値があります。ある方が2004、5年に長野県内全域を調査して1,870基の火の見櫓を確認し、発見率を80%として算出したという数です。**(『あ、火の見櫓!』25頁)このある方というのは松本市在住の堀川雅敏さんのこと。

「長野県にはどのくらい火の見櫓があるのか」メディアで聞かれる度にこの数字を基にその後各地で撤去されていることを考慮して推測値を挙げてきた。

想雲堂のオーナー渡辺さんの紹介で幸運にも昨晩(17日)堀川さんにお会いすることができた。で、火の見櫓をめぐる対談をした。

対談の様子はいずれ紹介されることになる。その時はこのブログでお知らせしたい。

市民タイムス(2005年6月8日)に掲載された堀川さんの火の見櫓巡りのことを紹介する記事の結びに「地域のランドマークとしての機能も果たしている火の見櫓を大切にしてほしい」とある。この堀川さんのコメントに同感だ。

本を出してから、新たな出会いの機会が増えたような気がする。