透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

西日暮里 諏訪神社の狛犬

2020-02-14 | C 狛犬



 12日は都内のホテルに宿泊した。翌朝、山手線西日暮里駅近くの諏訪(諏方)神社へ。久しぶりに狛犬を観察した。





江戸後期、1809年(文化6年)生まれの狛犬。古い狛犬は総じて彫りがすばらしい。 目や口に色を付けることで顔の印象が変わってしまっている。無彩色の方が好み、狛犬には彩色しない方が良いと個人的には思う。向かって右側が獅子、左側が狛犬だが、その狛犬の大きな角が折れてしまっているのは残念。


拝殿

 



拝殿前の青銅製の狛犬

この狛犬の来歴が台座に彫ってあるようだが、見落とした。やはり落ち着いてきちんと観察しなければいけない。この狛犬を紹介しているサイトを参照させていただいた。

文化6年(1809年) 石彫狛犬 れ組頭中にて奉納
大正12年(1923年)9月 関東大震災破損修理
昭和20年(1945年)5月 戦災破損修理
昭和43年(1968年)5月 青銅狛犬再建

神社の案内板の説明に**日暮里・谷中の総鎮守として広く信仰を集めた**とあるが、地元の人たちがこの神社を大切に思っていることが、この狛犬の来歴からもうかがえる。


 


140枚目

2020-02-14 | C 名刺 今日の1枚


140 東京の友人のひとり



東京国立博物館 平成館で開催中の「出雲と大和」展を観た。その後、湯島の小料理屋・ふくろう亭で友人と飲んだ。2016年の12月、この店で友人と飲んだとき、火の見櫓巡りの書籍化を勧められたのだった。あの時、ここで飲んでいなければ、出版することにはならなかったかもしれない。