透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

なぜ迷う?

2020-02-27 | A 読書日記



 渋谷駅が迷路のように分かりにくい、と先日書いた。なぜ分かりにくいのか? この疑問に答える本が見つかった。『なぜ迷う?複雑怪奇な東京迷宮駅の秘密』田村圭介(じっぴコンパクト新書2017)。

コンビニで注文していたこの本を今日(27日)受け取った。書店で注文すべきかもしれないが、コンビニは名前の通り「便利」。

東京の複雑なターミナル駅の空間の構造とその成り立ちについて書かれた本。駅を「切り貼り」構造、「立体」構造、井桁「構造」にタイプ分けし、それぞれのタイプについて具体的に論じている。

これはおもしろそう。 


 


1238 安曇野市穂高の火の見櫓

2020-02-27 | A 火の見櫓っておもしろい


1238 安曇野市穂高柏原 3脚8〇型 撮影日2020.02.24

 常念岳に向かって伸びる道沿いに立つ火の見櫓の姿が凛々しい。





見張り台の高さは約11.2メートル。屋根のてっぺんまでの高さは約15メートル、高い部類に入る火の見櫓。脚は短く、がっしりしている。接合に全てボルトを使っている。柱の接合には重ね継ぎ手ではなく、突きつけでガゼットプレートを介した接手が用いられている。



3角形の櫓に8角形の屋根という組み合わせは少ない。



脚部。美脚とは言い難い。だがトラス構造のがっしりした脚も好い。