(再)松本市今井(上新田公民館) 撮影日2020.11.29
■ 紅葉シーズンも終わり、郊外の集落ではたわわに実る柿の鮮やかな橙色だけが無彩色の風景の中によく映えている。橙色のドットは草間彌生の絵画が出現したかのよう。この季節限定の風景。
(再)松本市今井(上新田公民館) 撮影日2020.11.29
■ 紅葉シーズンも終わり、郊外の集落ではたわわに実る柿の鮮やかな橙色だけが無彩色の風景の中によく映えている。橙色のドットは草間彌生の絵画が出現したかのよう。この季節限定の風景。
諏訪大社上社前宮拝殿 撮影日2020.11.26
茅野市のカラーマンホール蓋 諏訪大社上社前宮の近くにて 撮影日2020.11.26
幕の内弁当的マンホール蓋の中身は以下の通り。
・中央に小さく配した「市章」
・国宝土偶「縄文のビーナス」と「仮面のビーナス」
・「八ヶ岳」
・市の木「白樺」
・尖石・与助尾根(とがりいし・よすけおね)遺跡の「復元竪穴住居」
・「北八ヶ岳ロープウエイ」
・車山高原の「ニッコウキスゲ」
・「下水道」の文字
盛りだくさんだが、配色も好いし、よくまとまっているデザインだと思う。
■ 11月の読了本は7冊。
『巨人たちの星』ジェイムズ・P ・ホーガン(創元SF文庫2017年46版)
第一作『星を継ぐもの』と第二作『ガニメデの優しい巨人』に続く作品。この三部作に続く『内なる宇宙』も創元SF文庫に収録されているから、いつか読みたい。『巨人たちの星』は描写されている場面を具体的にイメージすることがなかなかできなかった。内容を理解することが難しく、読了するのに何日もかかった。
『本所おけら長屋 十五』畠山健二(PHP文芸文庫2020年第1版第1刷)
涙あり、笑いありの人情時代小説。人気シリーズで累計117万部突破の人気シリーズと帯にある。何巻まで続くのか分からないが、これからも刊行される度に読むつもり。
『水都 東京 地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外』陣内秀信(ちくま新書2020年第1刷)
『庚申信仰』平野 実(角川選書1969年初版)
庚申信仰に関する基礎的な知識を得ることで、庚申塔観察がより深まることを期待して読んだ。庚申塔について具体的に論じた第三章は特に有益だった。
『四国遍路の世界』愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター編(ちくま新書2020年第1刷)
全15講から成る四国遍路講座。15人の講師が自身の専門領域から四国遍路について講じている。八十八ヶ所すべてを巡ることは叶わないだろうが、いくつかの霊場にはお参りしたいと思う。
『日本語の奥深さを日々痛感しています』朝日新聞校閲センター(さくら舎2020年第1刷)
朝日新聞朝刊のコラム「ことばの広場」「ことばのサプリ」に掲載された記事を書籍化したもの。新たに生まる言葉、変化する言葉をどのように捉え、どのように理解するか。
『つゆのあとさき』永井荷風(岩波文庫2020年第35刷)
荷風を岩波文庫で読む。いいねぇ。