透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

153、154 信越放送「ずくだせテレビ」

2021-01-11 | C 名刺 今日の1枚

 先日、SBC信越放送の宮原さんとおっしゃる方から連絡をいただきました(*1)。一昨年(2019年)の9月に上梓した『あ、火の見櫓!』、併せて火の見櫓も現地取材して平日午後の帯番組「ずくだせテレビ」で取り上げたいとのことでした(*2)。嬉しいオファーです。

今日(11日)、長野県内の某所(取材地は伏せておきます。あ、別にそのようにして欲しいと言われたわけではありません)で北川原アナに火の見櫓について説明する、いや、ふたりであれこれ語り合うというスタイルで収録が行われました。収録が始まった頃は小雪がちらついていましたが、その後は止みました。晴れ男効果かもしれません。

今まで出演した番組でもそうでしたが今回も下打合せは一切ありませんでした。どのような内容についてどのように説明すればよいのか、よく分からないまま、複数個所の火の見櫓のところで北川原さんと話、そう、やぐらトークをしました。

帰宅後反省するに雑駁感は否めません。順序だてて分かりやすくきちんと説明したかったな、と思いますがそれはなかなか難しいです。でも、そこは編集の妙、上手くまとめてもらえるでしょう、きっと。どんなふうに紹介していただけるのか、楽しみです。

初対面のお二人と名刺交換、153枚目を宮原さん、154枚目を北川原さんにお渡ししました。

 
ディレクターの宮原さん(左)とアナウンサーの北川原さん(*3)

ウルトラマンの「スペシウム光線」ポーズかと思いきや手が左右逆ですね。番組で出演者がする「ずくだせポーズ」です。

今日の収録スタッフの皆さん、それから視聴者の皆さんが火の見櫓に興味を持ち、火の見ヤグラーになっていただけたら望外の幸せです。

「火の見櫓は十基十色 みんなちがって みんないい」


*1 連絡に至るまでの経緯は省略します。
*2 放送予定日:1月18日(月)SBC信越放送「ずくだせテレビ」(午後1:55~3:49)で15分くらいの予定
*3 お二人には写真とお名前の掲載について了承していただいています。 


常識を疑ってみる

2021-01-11 | A あれこれ

2013年12月22日に書いた記事を再掲します。

 冬季は朝いつまでも寝ていたい、いつまでもふとんにもぐっていたいと思ってはいませんか?早朝、最低気温が氷点下まで下がり、室温も下がっていて、ぬくぬくとしたふとんから出たくないと思ってしまいがちです。

ところで、ふとんと毛布をかけて寝る場合、まず毛布をかけてその上にふとんをかけるという方が圧倒的に多いのではないでしょうか(部屋が十分暖かいのでこの季節でも毛布1枚かけるだけ、などという生活は私には無縁です)。私はこの冬(2013年)、布団の上に毛布をかけて寝ています。そう、常識とは逆のかけ方をしているのです。

何年くらい前からでしょうか、建築に「外断熱」という考え方が広まってきました。それまではコンクリート躯体(外壁・屋根スラブ)の内側に断熱層を設けるのが一般的でした。ところが外側に設ける方が断熱効果があるということが知られるようになって、それまでの常識が常識ではなくなりました。外断熱した部屋と内断熱した部屋について室温の変動を示すグラフを見れば一目瞭然です。ネット検索すればグラフが見つかるかもしれません。

冬季、外断熱した部屋では蓄熱効果のあるコンクリート躯体に暖房の熱を蓄えることになります。内断熱ではそれができません。外気に曝されている躯体も冷えます。コンクリート躯体を味方にするか、敵?にまわすか・・・、この違いは大きいです。

これと同じことがふとんと毛布についても当て嵌まるのではないか、そう考えたのです。説明するまでも無いことですが、この場合、ふとんがコンクリート躯体に、毛布が断熱材に相当します。

寝具でも外断熱と同様の効果があるのかどうか、測定すれば確認できるのですが、残念ながら、私のところでは条件が整いません・・・。

この冬(2013年)は湯たんぽも使わずに寝ています。ふとんの上に毛布をかけるのがこれからの常識、これホント!?


2021.01.11追記 以降、毎年この方法を実践しています。もちろんこの冬も。ですが、昨晩(10日)初めて湯たんぽを使いました。悲しいかな加齢とともにわが身の耐寒性が低下しているようです。