透明タペストリー

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「重力とは何か」再読

2022-03-10 | A 読書日記

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 『重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』大栗博司(幻冬舎新書2012年)をまた読もうと思う。本書が出版された2012年、今から10年前に読んでいる。『探求する精神』を読んで、この本のことが気になって・・・。

カバー裏面の本書紹介文から後半を引く。**重力の謎は、宇宙そのものの謎と深くつながっている。いま重力研究は、ニュートン、アインシュタインに続き、第三の黄金期を迎えている。時間と空間が伸び縮みする相対論の世界から、ホーキングを経て、宇宙は10次元だと考える超弦理論へ。重力をめぐる冒険の物語。**(このブログが横書きのため、紹介文中の一〇次元を10次元と表記を変えた)  

10次元の世界なんて全くイメージすることができない。従って本書の内容を理解することはできないと思う。だが、脳に刺激を与えることはできるだろう。老いた脳にも刺激は必要だ。