透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

防災のシンボルとして

2022-03-06 | A 火の見櫓っておもしろい



 長野県朝日村の旧役場庁舎(1936年(昭和11年)建設 過去ログ)が今年度中に解体撤去され、役場の敷地内に立っている火の見櫓も同時に撤去されるということを聞いていた。


撮影日2022.03.05

昨日(5日)出かけて見ると、2月上旬に始まった解体撤去工事はほぼ終わり、役場庁舎は姿を消していた(写真②)。奧の方に火の見櫓の見張り台から上の部分が残されていることに気がついた(写真②、③)。 




山形村にて 撮影日2013.03.30

役場の跡地は防災広場として整備されると聞いている。どうやら、広場の一角に火の見櫓の上部を残すことになったようだ。そうでなければ、写真④のようになっていたはずだから(過去ログ)。(*1)


*1 念のために追記するが、山形村には火の見櫓を残した事例もある(写真⑤)


山形小学校の前庭に残された火の見櫓の上部

朝日村の防災広場にもこのような火の見櫓が出現するだろう。