透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

民家は面白い!

2009-05-23 | A あれこれ
■ 白馬岳は春になると代掻き馬の雪形が現れることに由来する名前。この代馬に白馬と漢字をあてた。白馬岳を「はくばだけ」と読む人がいるのは残念。地元の白馬村は「はくばむら」だが、白馬岳は「しろうまだけ」だ。

さて、今回はその白馬村で先日路上観察した蔵。



積雪荷重に耐えられるように柱で補強している。雪除けのために板をあてがうこともある(下は以前載せた写真)。貫(横材)を「はぜ」としても使い、藁束をかけている蔵も見かける。雪除けとしても有効だろう、あるいは実際そのためかもしれない。

今回は妻垂れに注目した。しばらく前、塩尻市内で見かけた蔵と同様、この蔵にも妻垂れが付いている。



雨や雪から蔵の外壁を保護するためにいろいろな対策を講じている。下の写真は高知県は安芸市内の蔵(民家 昔の記録)。多雨地域のため壁に水切庇をつけている。地方によってこれだけデザインが違う。だから民家は面白い!



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