総本山 金剛峯寺
正門
■ 壇上伽藍見学の後、総本山 金剛峯寺を訪ねた。豊臣秀吉が母君のために1593年に建立した寺。その後3回焼失し、現在の建物は江戸末期の1863年(文久3年)に再建されている。
金剛峯寺正面
屋根の上にふたつの天水桶が載っている。非常時に備えた貯水設備、現在は使われていない。
堂内は撮影禁止だから写真は無い。昔、皇族や大名の応接間として使われたという総金箔押しの壁の上段の間、それから豊臣秀吉に追放された2代目の関白秀次が自害した柳の間(歴史に疎いのでそんな史実があったことを知らなかった)。
大きな厨(くりや)、それから部屋の中央に大きな囲炉裏というか、暖炉のある土室と呼ばれる部屋などを見てまわった。
蟠龍庭(ばんりゅうてい)と名づけられた石庭
雄雌一対の龍が四国産の石で表現されているのだそうだ。説明をきちんと聞いていなかったのでどこが頭なのか、どこが尻尾なのか分からない・・・。
やはり説明はきちんと聞いてメモするくらいの姿勢でないと記録にも記憶にも残らない。ガイドブックに載っている写真と同じような写真を撮ることに終始していてはダメだ。反省。
鐘楼
1864年(元治元年)の再建