■ 週末に新聞各紙に掲載される読書(書評)面。全国紙では朝日、毎日、日経には土曜日に、読売と産経には日曜日に掲載される。購読している信濃毎日新聞には土曜日に掲載される。全国紙の読書面を読むために(そればかりでなく他にも読みたい記事があるが)、このところ日曜日に塩尻のえんぱーくへ出かけている。
今日(3日)の信毎の読書面で取り上げられた書籍で読んでみたいと思うのは『東京都同情塔』九段理江(新潮社)と『空想の補助線』前川 淳(みすず書房)の2冊だ。
『東京都同情塔』は東京オリンピックの新国立競技場の計画案として採用されたものの白紙撤回されたザハ・ハディドの未来的なデザイン案が実際に建築された東京が舞台だと知ると、それだけで読んでみたいなと思う。主人公が建築家だとなると尚更だ。だが、このところ、いやもう何年も前から単行本の小説を買い求めて読むことはなくなった。図書館にリクエストするか、文庫本になるのを待って読もうと思う。
みすず書房のHPより
もう1冊の『空想の補助線』の著者の前川 淳さんは記事によると、折り紙作家で、国立天文台の野辺山宇宙電波観測所で働くエンジニア。この本は自称理科系の文学青年が綴ったエッセー集と紹介されている。これは読みたい。
みすず書房の本は総じて高価だが、内容がそれに十分応えていることは今までの経験から承知している。この本は毎日新聞の読書面(2024.01.27)にも取り上げられている。明日(4日)、えんぱーくで読んで購入するかどうか、決めたい。今年は読み応えのある本を読もうと思うが、経年劣化しつつある脳が内容を理解してくれるかどうか・・・。