透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

京都 番外編(改稿)

2008-01-05 | B 繰り返しの美学

 東寺の五重塔はまだまだ上方に繰り返している?


上方への繰り返し、敢えて相輪の部分をカットしてしまうと何層の繰り返しなのか分からないから繰り返し感が増す(画面をタイトルが隠れるまで移動してみて下さい)。下の写真と比較するとよく分かる。上の写真の場合、脳が勝手にまだまだ上方に向かって屋根が繰り返しているとイメージしてしまうからだろう。もちろん既知の情報として5層だということがインプットされているからそれ程でもないと思うが。五重塔を知らない小さな子供で試して見たいが、周りにはもう小さな子供はいない・・・。

下の写真の場合には屋根の上の相輪まで写っているからそのようなことは起こらない。塔の完結を脳が一瞬にして認知してしまうからだろう

脳はこのように得られた情報を都合よく補ってしまうものらしい。事実を常に正しく認知しているとは限らない。2枚の写真を比較してみるとそのことが確認できる(なんちゃってネ)。



ところで観光地などに出掛けると、「あ、ここガイドブックに載ってた!」と紹介されているスポットで記念写真(そこを訪れたという証拠写真?)を撮ってお終いというケースが実は多いのではないか。

写真を撮ったことに満足してしまって自分の目で観察するということをしないのだ。今回の「京都日帰り行」がまさにその通りだった。時間に追われてじっくり観察することができなかった。反省。「繰り返しの美学を巡る」とテーマを決めて出かけたのは正解だったとは思うが。

別のテーマをもって出かければ全く違うフォトログになるだろう・・・。

下の写真を入れ替えた。昨日アップした写真では何を撮りたかったのか分からないと反省。で、トリミング。デジカメは便利だ。



 路上観察@哲学の道

蔵の壁に穿たれた窓、梅の花をモチーフにしたと思われる。丸窓は珍しいと思うが、この窓は昔からのものだろうか・・・、分からない。 路上観察失格!



■ みやげ物屋さん@銀閣寺付近

お正月らしい色彩、思わずカメラを構えてしまった。



 帰りの新幹線 のぞみ34号 動いているものを撮るのは苦手だが、これはタイミングがよかった、と自己満足。これがかわせみのくちばしをヒントにデザインされたという500系車両。

以上で「新春京都日帰り行」の記録 オシマイ。 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あけましておめでとうございます (ケロケロ)
2008-01-05 22:03:09
京都日帰り旅行 お疲れさま。
また いけるといいですね。
私も 今年 また 行きたいです。

今年もどうぞよろしくお願いします。
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おめでとうございます (U1)
2008-01-06 01:49:33
ケロケロさん、新年おめでとうございます。
やっと実現した京都旅行でした。日帰りはきつかったです。ゆっくり庭園を観てまわる機会があるといいのですが・・・。

今年もよろしくお願いします。
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くり返し (Sより)
2008-01-07 07:53:18
*何もかも不詳さんへ
  あけましておめでとう御座います。
  今年も楽しいブログを期待しております。

  念願かない京都へいかりたなですネ
  くり返しの美再確認致しました、さぞかし楽しい
  旅だったのではーーーー想像するだけでも自分が
  旅行する気持ちに成りました。有難う御座いました。
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Sさんへ (U1)
2008-01-07 22:33:17
コメント感謝します。
京都日帰りは時間的に厳しかったです。見学対象を絞って、繰り返し出かけるのもいいかもしれません。また出かけたいです。
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