■ ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらずの「方丈記」。春はなんてったって アイド~ル、もとい、なんてったって あっけぼのよね~の「枕草子」。そして、つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれの「徒然草」。以上が日本三大随筆と評されているとのこと。320
先日『方丈記』を載せたが今日(12日)は兼好法師(吉田兼好)の『徒然草』西尾 実 校注 岩波文庫(1969年第52刷)。50年以上も前の本。
第109段 高名の木のぼりの「あやまちは、やすき所に成りて、必ず仕る事に候」、この油断大敵という戒め。それから過去ログに書いた第52段 仁和寺にある法師の話などは生活心得として覚えておきたい。