松本市梓川 撮影日170507
■ 今日(7日)初めてこの建築を意識し、魅力的な造形に気がついた。いままで何回も目にしてきたのに。
周囲の状況などから、これは農業用倉庫ではないかと思われるが、左右のキューブのプロポーションと大きさのバランスがなかなか好いし、ふたつのキューブを薄い屋根で繋いでいるのも好い。モダンで魅力的な造形だ。こんなに身近なところに薄い建築があったとは・・・。
現代建築が指向してきたデザイン要素のひとつがこの薄さだ。外皮(屋根・外壁)をより薄く・・・。で、ガラス一枚の壁、鋼板一枚の屋根というようなひたすら薄い建築の出現。
まあ、このようなモダンな建築は過去のものになりつつあるし、周辺の環境との関係等を考えれば常に賛成できる造形というわけではもちろんないが。