◎ 所用で朝日村の終末処理場へ出かけた。担当者を待つ間に玄関ホールに展示されていたカラーマンホール蓋の写真を撮った。デザインされているのはカタクリの花とヒメギフチョウ。鮮やかな色彩の蓋。
◎ 所用で朝日村の終末処理場へ出かけた。担当者を待つ間に玄関ホールに展示されていたカラーマンホール蓋の写真を撮った。デザインされているのはカタクリの花とヒメギフチョウ。鮮やかな色彩の蓋。
■ 火の見櫓が消えつつあります。各自治体に防災行政無線システムが整備され、火の見櫓はその機能を後継に譲りました。存在意義を失ったものの、かろうじて消火ホースの乾燥塔として生き延びている火の見櫓もありますが、少数です。
いとも簡単に解体されてしまう様子を何回か見ました。解体された火の見櫓がその後どうなるのか分かりませんが、鋼材ですからリサイクルされているのかもしれません。
北安曇郡池田町でも火の見櫓が解体撤去されつつありますが、先日会染地区の詰所に半鐘が吊り下げられていることに気がつきました。火の見櫓を撤去した後、半鐘を詰所の外壁に吊り下げているところは何ヶ所か見ましたが、上の写真のようにしているところを見たのは初めてです。この詰所の設計者は私の知人です。彼がこのような方法で保存することを提案してくれたのかもしれません。
半鐘は火の見櫓の命、戦争中に半鐘を隠して(地中に埋めたのかな)供出を逃れたというエピソードを本で読んだことがあります。櫓を撤去してしまっても、せめて半鐘だけは残して欲しいと思います。地域の人たちが寄せた愛郷の心そのものなのですから。
辰野町横川 川島小学校 撮影日170429
■ 辰野町横川の川島小学校の近くに立っている火の見櫓を見に行ってきた。この火の見櫓の脚部は他には無いデザインで、そのことが分かる写真を撮ることが目的だったが(本の原稿に追記したい)、小学校の桜がまだ咲いていて思いがけず桜を前景に火の見櫓の写真が撮れた。松本地域の桜は既に散っている。桜と火の見櫓、今年の見納め。