正月も3日が過ぎました。
今日は夕方から家族と合流して、食事に出かけた後に
ヨドバシカメラへ行って、娘が最新のウォークマンを買いに行きました。
娘は稼ぎが少ないのを気にして、買ってやると言うと嫌がるんですけどね。
それで、法令違反が明白な長時間労働と、それだけの時間を働いても、
せいぜい手取り6万円と言う低賃金という業界で一生懸命頑張っているので、
予定外の期末手当なんか貰っている僕は、何か申し訳なくて、
その金を娘にお年玉として渡すことにしたのです。
それでも、自分が手掛けたアニメをTUTAYAで借りてきては、自分の名前が
エンドロールに載っているか?確認したりしている健気な娘です。
今年はそんな娘にも、良い事が起きればいいなって思っています。
さて、今日はネットで大騒ぎになっている大晦日の『紅白歌合戦』
結果は紅組の勝利で終わったんだけれど、これがおかしいと言う話。
テレビ視聴者の票は2票、会場も2票、ゲスト審査員11名の15票で
多い得票を得た方が勝ちという、単純なもの。
番組の途中経過で公表された視聴者の投票結果でも白組が圧倒的な
得票を得て、会場も6割が白組で、4票を獲得。
誰もが白組の圧勝・・・・と思ってみていただろう。
ところが審査員の11票は9:2で紅組。
その結果、9:6で紅組勝利となった。
僕も最初、ビックリしたけれどこれにはいろんな事情があると思った。
まずは視聴者の得票は白組が『ジャニーズ票』、紅組は『AKB票』でしょう。
つまり、この視聴者票なんてものは、ファン投票みたいなもの。
勝敗には2票程度しか反映しなくて正解だと思う。
会場の審査も、多かれ少なかれ似たようなものでしょう。
結果を左右した審査員票は、途中経過を公表しすぎて、
審査員の『バランスを取ろう』という心理的なものが働いた気がする。
その結果がこれ・・・・と言う事じゃないかな?
2016年はイギリスのEU離脱、アメリカ大統領選挙でトランプの勝利と
大方の予想を裏切る結果の連続だったから、紅白歌合戦もその流れで
紅組勝利と言う結果を出して、2016年を締め括るには丁度良かった気がします。
しかし、人気が無いと言いながらこれだけ話題になるんだから
紅白歌合戦は、やっぱり国民的行事なんですねぇ。