今日は母の七回忌。
早いもので、母が他界してもう6年になる。
この6年は色んなことがありました。
まずは東北の大震災があった。
東北の震災で亡くなった方たちも、7回忌なんですね。
いつの間にか、仕事を干され精神的におかしくなった。
退職前の2年間は、本当に辛い毎日で、サッカー仲間に救われた。
会社にサッカーをやりに行っていたようなもの。
精神的なものを安定させたことの一つに『花』があった。
週に一度、生花を買ってきて自分なりに生けてみる。
友人のフラワーアレンジメントの先生にアドバイスして貰ったり、
ワークショップに参加したりして、気分転換が上手く出来た。
今日の7回忌は、そんな事をちょっと思い出した一日でした。
読経を終えて、墓参りして、会食をして・・・・
今日は松の内が明けて、最初の土曜日と言う事もあって
霊園での法事が沢山あって、まさに入れ替え制。
前の法要が終わって、まだ人が残っているところに、
我々の順番が来て、人が入れ替わる感じ。
こんな事は初めてでした。
会食の会場としていつも使っている『燈々庵』も同様に混んでいて、
いつも2時間の会食が3時間くらいになるほど、
のんびりと食事をしながら、久しぶりに集まった親戚や兄弟、
従妹会を開いている子供たちも、楽しそうに時間を送るのだけれど
今日は2時間経過したら、時間ですと言われてサクサクと撤収。
お蔭で、帰宅したのが4時で、夕方からの芝居の稽古に参加できた。
と言っても、僕が関係する部分は無くて、
『無理して来なくて良い』と連絡を入れる直前に到着したようだった。
でも、僕は劇団の稽古に混じっている時間が好きなので
公演近くまで稽古に来られないメンバーの振り付けや、
フォーメーションを代わりに覚えておくことにした。
そんなわけで、今日は芝居の稽古も、楽しかったです。
6年前の公演は奇しくも『人生は一度きり』という芝居で、
お袋が亡くなって、気持ちの整理がつかない中での芝居だったけれど、
時間が経つのは、本当に早いなぁ…って、思った一日でもありました。