『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

家族の優しさが心に沁みた一日

2017年12月07日 | Weblog

昨夜、誰も居ないくらいマンションの部屋で、独り息を引き取った『ふぅ』
我家の家族になって、まだ1週間。生まれて1カ月という短い命でした。
死因は『コクシジウム(内部寄生虫症)』。
ペットショップで感染したのだろうと、診察して頂いた医師から言われたのだけれど
そんな事言われても、後の祭り。

僕が辛かったのは、誰も居ないくらい部屋で独りぼっちで死なせてしまった事。
数少ない『ふぅ』の写真や動画を見ると、可哀想で切なくなって、
そうさせてしまった事への悔しさで、何とも言葉に表せない気持ちだった。

朝7時に起きて、動物の火葬場に連絡して11時に予約を取った。
嫁さんは仕事を変わったばかりの上に、今は繁忙期らしくて
長女と次女と3人で、家族立会いの火葬とお葬式をすることになった。
たった1週間だったけれど、我家の家族になって名前まで有るんですからね。
9月に居なくなった『ウー』と同じように、火葬をしてお骨を拾ってあげて、
自宅に連れて帰って、一緒にお正月を迎える事にしました。

お葬式の前に、自宅で『ふぅ』の体を綺麗にしてあげて、
小さな箱に牧草を入れて、その中に入れて連れて行った。
今回は、色々と思う事があって涙が止まらなかった。
娘たちの前で泣くのが格好悪いから、タバコを吸うふりをして外に出た。


祭壇の前に『ふぅ』を置いて、

最後のお別れは手のひらに載せて撫でてあげた。


今にも動きそうなその姿を見て、また涙が出て来た。

火葬してお骨を見たら、本当に小さくて、酒を飲むときに使うお猪口か
ぐい飲みで入るほどの本当に小さな体だった。

お骨を持って火葬場を出る時に
『車に乗るまで、今日はオッサンに持たせてあげなよ』
長女が次女に言って、次女が僕に『ふぅ』の遺骨を手渡した。
何だか、娘たちの気遣いが嬉しかったですね。

ちなみにオッサンとは僕の事。
娘たちは僕をオッサン、嫁さんをオバハンと呼ぶのです。

帰宅して『うー』の隣に『ふぅ』の遺骨を並べておいてあげた。
予定通り、正月は一緒に迎えようと、しばらく家に置いておくことにしました。

長女は午後から仕事に出かけた。
次女は、前の日に仕事を終わらせて帰り、朝早かったので眠ると言う。
多分、悲しくて泣きたかったんでしょうね。
嫁さんも今日は遅くなりそうなので、僕も秘密基地に帰ることにした。

帰ってから一人になって、また涙が止まらなくなった。
なんでこんなに涙が出るのか?自分でも判らない部分があるのだけれど、
秘密基地では僕一人と言う事もあって、声を出して泣いた。

そうしたら長女がラインで夜空の写真を送ってきた。

『うーの時は曇ってたけど、今夜は月が見えるから迷わずに月に行けそうだね』
長女が落ち込んでいる僕を見て、気を遣ってくれたのでしょう。

娘たちが、きっと『オッサン、落ち込んでた』とでも話したのでしょう。
夜になって嫁さんからは
『一週間でも可愛がって貰えて、名前も付けて貰ったんだから、
最後はきっと幸せだったと思うよ。あんまり、落ち込まないように・・・』
とメッセージが来た。

家族の優しさが心に沁みた、一日でもありました。

コメント
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