今日は2回目の台本読みがありました.
前回の本読みは11月11日。その時は座長が一人で台本を読み、
脚本・演出の立場から舞台のイメージを説明しながらの本読みでした。
それから一か月。
今日は自分の役どころをそれぞれ担当しての本読み。
判り易く言えば『セリフだけの稽古』と言ったところでしょうか。
それでも、今日は欠席者が多くて代読したりで勝手が違った。
代読って、やっぱりちょっと変。
みんなそれぞれ予定が有ったりするだろうけれど、僕としては
こういう時にこそ、集まらないと駄目なんじゃないかなって思う。
来年の公演は、6月末だから時間があるって考えているのかなぁ?
少しでも多く稽古が出来たら、その分良い芝居になると思うんだけど
本番までに出来ればいい…みたいな考え方をしている人が意外に多い。
僕はそのあたりの考え方が全く違いますね。
サッカーと同じ『チームプレー』の芝居。
個人練習は当たり前。ましてや下手くそな素人劇団。
台詞のやり取りや、掛け合いはサッカーで言うパス練習。
どのタイミングで出すのが、受け手にとって一番いいパスなのか?
そう言う部分に凄く似ていますね。
普段、一緒に昼のミニゲームをやっていると、受け手が走り出すタイミングや
好きなパスの受け方とか、判るようになる。
結果として上手く行かなくても、お互いに納得する。
次はこうしよう…とか、それぞれ考えながらプレーするようになる。
だから、ミスをしても誰も咎めない、むしろ次はこうしたいとか
こうして欲しいとか、意見を言いあうようになるのです。
それがぴったり一致した時にゴールが生まれ、心地良いプレーも生まれる。
芝居とサッカーはそういう点で凄く似ていますね。
練習した分だけ上手くなる、そして練習は裏切らない。
まぁ、人にそういう事を要求する前にまずは自分です。
年明けに始まる立ち稽古には、台本を手放して臨みたい。
今の目標は、そんな処です。