映画とライフデザイン

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映画「トリリオンゲーム」 目黒蓮&シシドカフカ

2025-02-19 17:23:51 | 映画(日本 2022年以降 主演男性)
映画「トリリオンゲーム」を映画館で観てきました。


映画「トリリオンゲーム」稲垣理一郎の原作漫画を映画化した目黒蓮主演の東宝映画だ。監督は村尾嘉昭。いつもTOHOシネマのナビゲーターに出てくる福本莉子も映画ポスターにでかく顔が出ている。普通は観ないタイプの映画であるが、カジノが題材なのは気になる。香港デモとコロナでしばらくマカオに行けていないし、たまにはカジノを扱う映画が観てみたくなる。

融通の利かない日本人のせいで、日本のカジノリゾートができない。残念だ。そのためではないけど、吉本の芸人がオンラインカジノの件で例によってマスコミに傷み付けられている。妻が「競馬が良くてなんでオンラインカジノはダメなんだ」とようやく運をつかんだ吉本の芸人がかわいそうだと怒っている。TVで橋下徹も似たようなこと言っていた。ギャンブル中毒云々などと、とやかく言うやつの話を聞くのはどうかと思う。

とりあえず作品情報を引用する。日本でカジノができたらどうなるのかなあと観てみる。

世界最大企業の時価総額=1兆ドル。1兆ドルあれば、この世のすべてが手に入るーー。天性の人たらしで口八丁な”世界を覆すハッタリ男”のハル(目黒蓮)と、気弱だが心優しい”凄腕エンジニア”のガク(佐野勇斗)。
予測不能な作戦で成り上がってきた二人が、「1兆ドルを稼ぐ」ために手び動き出す。2016年にIR整備推進法案、通称「カジノ法案」が成立。 莫大な利益を生む夢とロマンを秘めた新事業に目を付けたハルは、 未だ誰も成しえていない「日本初のカジノリゾート」開発に乗り出す。野望のために、挑むターゲットは【世界一のカジノ王】!(作品情報 引用)


いかにも漫画チックなドタバタ劇だった。
そもそもTVドラマでやっていたことすら知らない。お調子者の若者とITの才能のある男の2人のコンビの設定は悪くない。一気に這いあがって高層の自社ビルを所有している。でもそんな巨大企業グループのトップに君臨する話自体があり得ない。まさに漫画っぽいなあ。自分の会社までカジノでオールインをして賭けてしまうなんてことは大王製紙の◯川さんだってやらない。フィクションもここまでいくとついていくのはむずかしい。

旧ジャニーズ系目黒蓮は色んな雑誌の表紙などでみるので見慣れてきた。アクションも時折見せるが、死に損なって生き還るのはオーバーだ。紅白歌合戦も韓流の男女ばかりよりもジャニーズ系が出てもいいと考えるので目黒蓮には期待する。マカオの金満カジノ王の石橋凌は英語のセリフも多い。とてつもない金額をポーカーで賭けるのには笑うしかない。


ただ、この映画でピカイチに光ったのがシシドカフカだ。長身でエキゾチックな風貌がカッコいい。顔立ちは范文雀と小池栄子を足して割った感じで似ている。眉毛が濃くボリューミーだ。SM女王的な存在で菜々緒のようなキャラだ。金満カジノ王の秘書的存在なのだが、カジノディーラーとして目黒蓮に対しても色気づいて少しづつ近づいていく。敵か味方かわからないルパン3世の峰不二子のような役をこなす。彼女だけはお見事だ。

観たことあるなと途中で気づく。映画「リボルバーリリー」綾瀬はるかの味方になって狙撃する見たことがなかったエキゾチックな女だ。とりあえず今田美桜と福本莉子が映画ポスターに前面に出ているがシシドカフカと比較すると大きく格が落ちる。俳優は本職ではないようだが、シシドカフカの今後の活躍に期待する。

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