時の流れの早いもので、アッと言う間に大晦日になってしまいました。
今年も皆様に私の拙文をお読み頂き、さらに心暖まるコメントなどを頂き有難うございました。とても感謝しています。
さて自分の頭でよく考えた今年の重大なニュースを選ぼうとしていましたが、もう大晦日になってしまいました。迷って収拾がつかなくなりましたので、読売新聞が読者の投票で選んだ「海外10大ニュース」と「国内10大ニュース」をお送りしてこの連載の終りにしたいと思います。
以下は得票順に示しましたが、順位は人それぞれの考えによって違ってくると思います。ですから順位にこだわらず、嗚呼、今年はこんなことがあったと思い返しながらご覧下さい。
読売新聞が2017年の「海外10大ニュース」と「国内10大ニュース」について12月2~19日の募集期間に読者の投票を集計したものです。
1万1511通の応募があり、うち有効は1万1352通でした。(http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/?from=yfooter_bc )
それでは以下に海外十大ニュースを示します。
集計結果一覧(トップ10)
【1位】トランプ米大統領が就任
【2位】北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイル発射も相次ぎ強行
【3位】金正男氏、マレーシアの空港で殺害
【4位】ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏
【5位】韓国・朴大統領の罷免決定
【6位】仏大統領にマクロン氏。最年少39歳
【7位】英政府がEU離脱を正式通知
【8位】米ラスベガスで銃乱射、58人死亡
【9位】トランプ氏が「パリ協定」離脱表明
【10位】メキシコ地震、死者369人
なお過去5年トップ3も示します。
■2016年
1:米大統領選でトランプ氏勝利
2:英国民投票で「EU離脱」過半数
3:韓国・朴大統領、友人女性の国政介入疑惑で窮地に
■2015年
1:パリで同時テロ。「イスラム国」の犯行
2:ネパール大地震、約9000人死亡
3:米国とキューバが54年ぶり国交回復
■2014年
1:エボラ出血熱でWHOが緊急事態宣言
2:韓国で旅客船「セウォル号」が沈没
3:ノーベル平和賞にパキスタンのマララさんら
続いて国内の十大ニュースを以下に示します。
【1位】14歳棋士、藤井四段が29連勝の新記録
【2位】天皇退位特例法が成立。19年4月末退位、5月改元へ
【3位】横綱日馬富士が暴行問題で引退
【4位】眞子さま婚約内定
【5位】衆院選で自民圧勝。立憲民主が野党第1党に
【6位】陸上100メートル 桐生、日本人初の9秒台
【7位】神奈川・座間のアパートで切断9遺体
【8位】上野動物園でパンダ誕生
【9位】「森友」「加計」問題などで内閣支持率急落
【10位】稀勢の里が第72代横綱に
なお過去5年トップ3も示します。
■2016年
1:熊本地震、50人死亡
2:東京都知事に小池百合子氏。築地市場の豊洲移転延期、五輪施設計画見直し
3:リオ五輪、史上最多のメダル41個
■2015年
1:ノーベル賞に大村、梶田両氏
2:ラグビーW杯、日本は3勝の歴史的快挙
3:「イスラム国」が日本人2人を拘束、殺害映像を公開
■2014年
1:御嶽山噴火で死者57人、行方不明者6人
2:消費税8%スタート
3:ノーベル物理学賞に青色LEDを開発した赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏
最後に私自身が重要だったと考える国外ニュースと国内ニュースを一つずつ選んで少し詳しく紹介します。
国外ニュース【2位】北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイル発射も相次ぎ強行(ソウル 水野祥記者)
北朝鮮が核ミサイル能力を大幅に向上させ、9月3日に6回目の核実験を実施した。日本政府は、爆発威力を広島に投下された原爆(TNT火薬換算で15キロ・トン)の10倍超となる過去最大の約160キロ・トンと推定し、「水爆も否定出来ない」と分析した。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」も7月4日に初発射。通常より高い高度で打ちあげているが、計3回のICBM発射で能力を着実に向上させており、通常角度で発射すれば米本土に到達するとみられている。首都ワシントンに届く核ミサイルの完成が近づく中、米トランプ政権は北朝鮮への軍事攻撃も辞さない構えを示し、朝鮮半島情勢の緊張が高まっている。
国連安全保障理事会は核実験を受け、9月11日に北朝鮮への原油の輸出量に上限を設定するなどの追加制裁決議を全会一致で採択した。北朝鮮は反発し、同15日に北海道上空を通過する中距離弾道ミサイル「火星12」を発射。11月29日には「火星15」を発射し、「核戦力の完成」を主張した。その後も米朝が対話に乗り出す気配は見えておらず、米朝間の緊張が続いている。
国内ニュース【9位】「森友」「加計」問題などで内閣支持率急落
衆院予算委員会で学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題について答弁する安倍首相(7月24日)
読売新聞社が6月17~18日に実施した全国世論調査で、安倍内閣の支持率が前月を12ポイント下回る49%に急落。東京都議選で自民党が歴史的惨敗を喫した後の7月7~9日調査では2012年の第2次安倍内閣発足以降で最低の36%まで下がった。学校法人「森友学園」や「加計かけ学園」を巡る問題で、安倍首相の答弁や政府の説明が批判されたことなどが影響した。10月の衆院選後に支持率は52%に回復し、その後も5割台を維持したが、12月8~10日調査で政府が「森友」「加計」問題を十分に説明していると「思わない」人は78%に上った。
以上の「海外10大ニュース」と「国内10大ニュース」を眺めていると、嗚呼、今年もいろいろなことがあったなあという感慨が湧いてきます。そしてそれらはやがて忘却の彼方へ消えていきます。
今日は日曜日なのでこれからミサに行き、夜には除夜の鐘を聞いて今年も暮れます。
今日の挿し絵代わりの写真は近所の園芸農家で撮って来た花の写真です。
大晦日にあたり皆様へ感謝します。そして皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。
来年もよろしくお願い申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
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今年も皆様に私の拙文をお読み頂き、さらに心暖まるコメントなどを頂き有難うございました。とても感謝しています。
さて自分の頭でよく考えた今年の重大なニュースを選ぼうとしていましたが、もう大晦日になってしまいました。迷って収拾がつかなくなりましたので、読売新聞が読者の投票で選んだ「海外10大ニュース」と「国内10大ニュース」をお送りしてこの連載の終りにしたいと思います。
以下は得票順に示しましたが、順位は人それぞれの考えによって違ってくると思います。ですから順位にこだわらず、嗚呼、今年はこんなことがあったと思い返しながらご覧下さい。
読売新聞が2017年の「海外10大ニュース」と「国内10大ニュース」について12月2~19日の募集期間に読者の投票を集計したものです。
1万1511通の応募があり、うち有効は1万1352通でした。(http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/?from=yfooter_bc )
それでは以下に海外十大ニュースを示します。
集計結果一覧(トップ10)
【1位】トランプ米大統領が就任
【2位】北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイル発射も相次ぎ強行
【3位】金正男氏、マレーシアの空港で殺害
【4位】ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏
【5位】韓国・朴大統領の罷免決定
【6位】仏大統領にマクロン氏。最年少39歳
【7位】英政府がEU離脱を正式通知
【8位】米ラスベガスで銃乱射、58人死亡
【9位】トランプ氏が「パリ協定」離脱表明
【10位】メキシコ地震、死者369人
なお過去5年トップ3も示します。
■2016年
1:米大統領選でトランプ氏勝利
2:英国民投票で「EU離脱」過半数
3:韓国・朴大統領、友人女性の国政介入疑惑で窮地に
■2015年
1:パリで同時テロ。「イスラム国」の犯行
2:ネパール大地震、約9000人死亡
3:米国とキューバが54年ぶり国交回復
■2014年
1:エボラ出血熱でWHOが緊急事態宣言
2:韓国で旅客船「セウォル号」が沈没
3:ノーベル平和賞にパキスタンのマララさんら
続いて国内の十大ニュースを以下に示します。
【1位】14歳棋士、藤井四段が29連勝の新記録
【2位】天皇退位特例法が成立。19年4月末退位、5月改元へ
【3位】横綱日馬富士が暴行問題で引退
【4位】眞子さま婚約内定
【5位】衆院選で自民圧勝。立憲民主が野党第1党に
【6位】陸上100メートル 桐生、日本人初の9秒台
【7位】神奈川・座間のアパートで切断9遺体
【8位】上野動物園でパンダ誕生
【9位】「森友」「加計」問題などで内閣支持率急落
【10位】稀勢の里が第72代横綱に
なお過去5年トップ3も示します。
■2016年
1:熊本地震、50人死亡
2:東京都知事に小池百合子氏。築地市場の豊洲移転延期、五輪施設計画見直し
3:リオ五輪、史上最多のメダル41個
■2015年
1:ノーベル賞に大村、梶田両氏
2:ラグビーW杯、日本は3勝の歴史的快挙
3:「イスラム国」が日本人2人を拘束、殺害映像を公開
■2014年
1:御嶽山噴火で死者57人、行方不明者6人
2:消費税8%スタート
3:ノーベル物理学賞に青色LEDを開発した赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏
最後に私自身が重要だったと考える国外ニュースと国内ニュースを一つずつ選んで少し詳しく紹介します。
国外ニュース【2位】北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイル発射も相次ぎ強行(ソウル 水野祥記者)
北朝鮮が核ミサイル能力を大幅に向上させ、9月3日に6回目の核実験を実施した。日本政府は、爆発威力を広島に投下された原爆(TNT火薬換算で15キロ・トン)の10倍超となる過去最大の約160キロ・トンと推定し、「水爆も否定出来ない」と分析した。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」も7月4日に初発射。通常より高い高度で打ちあげているが、計3回のICBM発射で能力を着実に向上させており、通常角度で発射すれば米本土に到達するとみられている。首都ワシントンに届く核ミサイルの完成が近づく中、米トランプ政権は北朝鮮への軍事攻撃も辞さない構えを示し、朝鮮半島情勢の緊張が高まっている。
国連安全保障理事会は核実験を受け、9月11日に北朝鮮への原油の輸出量に上限を設定するなどの追加制裁決議を全会一致で採択した。北朝鮮は反発し、同15日に北海道上空を通過する中距離弾道ミサイル「火星12」を発射。11月29日には「火星15」を発射し、「核戦力の完成」を主張した。その後も米朝が対話に乗り出す気配は見えておらず、米朝間の緊張が続いている。
国内ニュース【9位】「森友」「加計」問題などで内閣支持率急落
衆院予算委員会で学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題について答弁する安倍首相(7月24日)
読売新聞社が6月17~18日に実施した全国世論調査で、安倍内閣の支持率が前月を12ポイント下回る49%に急落。東京都議選で自民党が歴史的惨敗を喫した後の7月7~9日調査では2012年の第2次安倍内閣発足以降で最低の36%まで下がった。学校法人「森友学園」や「加計かけ学園」を巡る問題で、安倍首相の答弁や政府の説明が批判されたことなどが影響した。10月の衆院選後に支持率は52%に回復し、その後も5割台を維持したが、12月8~10日調査で政府が「森友」「加計」問題を十分に説明していると「思わない」人は78%に上った。
以上の「海外10大ニュース」と「国内10大ニュース」を眺めていると、嗚呼、今年もいろいろなことがあったなあという感慨が湧いてきます。そしてそれらはやがて忘却の彼方へ消えていきます。
今日は日曜日なのでこれからミサに行き、夜には除夜の鐘を聞いて今年も暮れます。
今日の挿し絵代わりの写真は近所の園芸農家で撮って来た花の写真です。
大晦日にあたり皆様へ感謝します。そして皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。
来年もよろしくお願い申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
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