後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「日本へ与えたコロナの影響、あなたの生活はどう変わったか?」

2021年10月22日 | 日記・エッセイ・コラム
日本におけるコロナの感染流行は2020年と今年の前半と猛威を振るい最近ようやく終息しつつあります。
コロナの影響で私どもの生活も変わりました。以前はよくファミリーレストランに気楽に行ってましたがコロナが怖くて殆ど行かなくなりました。デパ-トや大型商店にも行かなくなりました。何度も行っていた国内の団体旅行もご無沙汰です。こんな生活の変化も皆様同じと思います。
こんな様子では旅行業界や旅館・ホテル業界は収入が激減して困っていると思います。
そこで今日は日本経済へ与えたコロナの影響を簡単にまとめてご紹介したいと思います。
ここ数日いろいろ調べましたが沢山の評価の資料がありました。それらの中で「コロナ禍の経済状況は【データから見る】 NHK特設サイト」が明快で優れているので以下に抜粋をお送り致します。
結論を先に言えばコロナの影響で落ち込んでいた日本経済がこの8月と9月に急速に回復しつつあるのです。
詳しくは、https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/economic-indicators/ をご覧下さい。
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コロナ禍の経済状況は【データから見る】 NHK特設サイト

新型コロナウイルスで深刻な打撃を受けている日本経済は、いまどのような状況になっているのか。生産・輸出は? 金融市場は? 暮らしは? 雇用・賃金は? 様々な経済指標から読み解きます。 
(1)業種による経営への影響の差 鮮明に
影響が特に大きかったのが宿泊業と飲食サービス業です。売上げが感染拡大前と比べて5割以上減ったと答えた企業は宿泊業でおよそ3社に2社、飲食サービス業でおよそ2社に1社に上りました。
1番目の写真は飲食サービス業 べの影響の深刻さを示す図です。
感染拡大前と比べて売上げに変化があったかどうかを聞いたところ、全体の68%の企業が売上げが減少したと答えました。もっとも多かったのは「3割ほど減少」と答えた企業で29%、売上げが5割かそれ以上の大幅な減少になったと答えた企業も16%に上りました。・・・
影響が特に大きかったのが宿泊業と飲食サービス業です。売上げが感染拡大前と比べて5割以上減ったと答えた企業は宿泊業でおよそ3社に2社、飲食サービス業でおよそ2社に1社に上りました。ただ影響は接客型の業種だけでなくあらゆる業種におよんでいます。製造業や建設業、卸売業などでも売上げが減ったと答えた企業が大半を占めています。・・・
2番目の写真は外食売上高の変化を示す図です。
(2)消費者態度指数
消費者の買い物などへの意欲を示す、この9月の「消費者態度指数」は、前の月を1.1ポイント上回り、2か月ぶりに改善しました。新型コロナウイルスの感染者数が減少に転じたことが影響したとみられます。
3番目の写真は消費者態度指数の変化です。
消費者態度指数は、全国の8400世帯を対象に、
▽今後半年間の暮らし向きや、
▽自動車や家電製品が買いどきになるかどうか、
などを聞いて、消費者の心理を指数で示します。
8月行われた調査では、2人以上の世帯の指数は37.8で、前の月を1.1ポイント上回り、2か月ぶりに改善しました。
(3)GDP への影響
4~6月のGDP 年率+1.3%。2期ぶりプラスも個人消費は伸び悩み。
2021年4月から6月までのGDP=国内総生産は、前の3か月と比べた実質の伸び率が年率に換算してプラス1.3%となりました。輸出などが増加し、2期ぶりにプラスに転じましたが、緊急事態宣言を受けて個人消費が伸び悩んでいることで、景気の持ち直しの動きは力強さを欠いています。
内閣府が、8月16日発表したことし4月から6月までのGDPの速報値は、物価の変動を除いた実質の伸び率が、前の3か月と比べてプラス0.3%でした。これが1年間続いた場合の年率に換算しますと、プラス1.3%となり、GDPは2期ぶりにプラスに転じました。・・・
4番目の写真は実質GDP成長率の変化です。
項目別では、前の3か月と比べて、「輸出」が、中国向けの半導体製造装置などを中心にプラス2.9%になったほか、「企業の設備投資」も、プラス1.7%となりました。
これに対し、GDPの半分以上を占める「個人消費」は、プラス0.8%の伸びにとどまりました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月、東京都などに3回目の緊急事態宣言が出されたことが影響し、GDP全体の伸びを鈍らせる形となりました。・・・
(4)日本の輸出入への影響
この5月の日本の輸出額は、自動車などの輸出が増えて、2020年の同じ月を49.6%上回り、3か月連続で増加しました。
2020年の5月の輸出額が新型コロナウイルスの影響で低い水準だったことの反動もあって、比較可能な1980年以降で2番目の大幅な伸びとなりました。
5番目の写真は日本の輸出入の変化です。
5月の日本の輸出額は、自動車などの輸出が増えて、2020年の同じ月を49.6%上回り、3か月連続で増加しました。
2020年の5月の輸出額が新型コロナウイルスの影響で低い水準だったことの反動もあって、比較可能な1980年以降で2番目の大幅な伸びとなりました。

今日は日本へ与えたコロナの影響を以下の項目について見てみました。
(1)業種による経営への影響の差 鮮明に
(2)消費者態度指数
(3)GDP への影響
(4)日本の輸出入への影響
簡単にまとめると上記のいずれもコロナの影響で低迷していましたが今年の6月頃から急速に回復しつつあるのっです。
コロナの影響で私達の生活が変わり、日本経済のいろいろな分野で大きな影響が出たのです。コロナの世界的な感染の猛威は大きな天災です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「紅葉風景の日本画4点をお送り致します」

2021年10月22日 | 写真
紅葉風景の日本画4点をお送り致します。

1番目の写真は 小野竹喬の紅葉の絵です。
小野 竹喬( 1889年(明治22年) - 1979年(昭和54年)は近現代日本画を代表する日本画家。75年間の画業を通して、日本の自然の美しさを描き続けた。本名は小野英吉。

2番目の写真は東山魁夷の‘「照紅葉」です。
東山 魁夷(1908年(明治41年)- 1999年(平成11年))は日本の画家、版画家、著述家。昭和を代表する日本画家の一人で、風景画の分野では国民的画家といわれる。文化勲章受章者。本名は東山 新吉。
3番目の写真はchizukoの里山の木々の紅葉です。
 chizukoのプロフィール
写真を使った、ちいさな作品をつくっています。
主に写真、写真雑貨、インテリア雑貨、ZINE・絵本 etc.
テーマは、日常、穏やか、やわらかい、優しい、など
小さな幸せや、心がときめく瞬間を切りとったもの…

4番目の写真は山西 淑子の「照葉」です。
この絵の説明;http://blog.livedoor.jp/yubido06/archives/50663817.html
秋の紅葉の美しさ。その色合いの深さは、やはり日本美の象徴である。『照葉』をながめながら、紅葉の美学とも言うべきものに、直面せざるをえまい。この作品のポイントを成すのは、紅葉の盛りを彩るモミジの樹である。それもただ一本の樹にすぎない。だが、黒々としたその樹の枝を彩る照葉は、この背景となるすべての景色を、おのが色に吸い込んでは、また吐きだしながら、秋の深まりゆく季節の時を静寂のなかに刻んでいる。・・・

「秋雨の山林の紅葉の美と寂寥」

2021年10月22日 | 日記・エッセイ・コラム
秋は晴天の日も多いのですが冷たい雨が降る日もあります。そんな日は寂しく
暗い気分になります。12年ほど前に秋雨の降る山林の紅葉を見たことがあります。それは裏磐梯の五色沼から安達太郎山を巡る旅でした。
そんな紅葉が菱田春草や小野竹喬などの日本画の世界の柔らかい色彩を見せていました。しっとりとした紅葉の美しさを深く楽しめた旅でした。
安達太良山渓谷、中津川渓谷、桧原湖近くの五色沼の3ケ所では雨の中を紅葉に酔ったような気分で歩きました。
特に五色沼は4Kmくらい歩いて行くと、色合いの違う沼が大小7個くらい紅葉の林の向こうに見え隠れして夢幻の道行になります。
秋雨の山林の紅葉は美しいのですが寂寥とした雰囲気でした。
例によって家内が張り切って写真をとりました。暗い雨模様なので鮮明な写真ではありません。しかしお楽しみ頂ければ嬉しく思います。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。 後藤和弘(藤山杜人)