日本には全国に沢山のお寺があります。私の祖父は兵庫県のある山里のお寺の住職でした。子供の頃は毎年夏になるとそのお寺に何日も滞在しました。
その楽しかった記憶があるので古いお寺のたたずまいを見ると心がやすまるのです。
東京の郊外のあきる野市には古いお寺があります。茅葺きの広徳寺と大悲願寺です。
広徳寺は臨済宗建長寺派のお寺で室町時代の応安六年(1373年)に創建された古刹です。境内が1万2千坪もあり大木に囲まれた静かな別世界です。
大悲願寺は平安時代の末期の1191年に創建された真言宗豊山派のお寺です。
両方のお寺は草深い農村地のような場所にあります。訪れて境内をゆっくり歩いていると本当に心が安らかになるのです。この世の憂いも心配ごとが一切無くなるのです。
そんな広徳寺と大悲願寺の写真を送り致します。
その写真をお送り致します。
1番目の写真は茅葺きの広徳寺の本堂です。
2番目の写真は広徳寺の庫裏です。
3番目の写真は広徳寺の楼門です。これも茅葺きです。
4番目の写真は大悲願寺の楼門です。1613年慶長18年に建てられた後、1669年寛文9年に再建されました。東京都指定文化財です。
5番目の写真は1794年寛政6年建立の観音堂です。阿弥陀如来三尊像が安置されています。国指定重要文化財です。三尊像はいずれも木彫寄木造漆塗、平安末期の特徴をしめしています。
皆様もこんなお寺の写真をご覧になって心が安らかになるようにお祈りいたします。この世の憂いも心配ごとを一切忘れるようにお祈りいたします。