後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「いろいろな種類のアジサイの花々が咲いている園芸農家」

2022年06月10日 | 日記・エッセイ・コラム
小金井市は東京の郊外です。都の家々の庭に植える花木を育ている園芸農家がまだ数軒あります。昔は沢山ありましたが数軒だけになってしまいました。
昨日はゆっくり散歩しながらいろいろな種類のアジサイの花々の写真を撮って来ました。







写真に示したいろいろなアジサイは庭木として売る商品です。しかし最近は庭つきの家を建てる人がいなくなってしまいました。アジサイの庭木は売れ残って自然のままに繫茂しています。そして誰も手入れをしないので荒れた感じがします。背の高いコニファーが何本も買い手を待っていますが数年動いていません。
それで思い出したのですが1964年、東京オリンピックの年に小金井に引っ越して来た頃は数多くの園芸農家がありました。それから高度成長の間は庭木がよく売れたらしく数多くの園芸農家の勢いが良かったものです。荒れたアジサイを見て時代の流れを感じます。
そういえば東京オリンピックの頃は小金井に畑がたくさんありました。畑にはキュウリ、トマト、ナス、カボチャ、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシなどが青々と茂っていました。そんな畑も宅地になり消えつつあります。
よく周囲を観察すると稲作の水田がありません。武蔵野の台地は水はけが良過ぎて水田が作れないのです。小金井の北半分は江戸時代から小麦などの畑作農業だったのです。それと対照的に崖下の小金井の南半分には野川が流れ水田地帯だったのです。豊かな稲作農業地帯でした。
しかしJR中央線の駅が小金井の北半分の武蔵野台地に出来ると生活が便利になりました。
東京駅まで45分、通勤圏です。そして銀座や日本橋に気軽に行けるようになりました。そして住民が増えたのです。市民が12万人です。

アジサイの花の写真を撮りながらこんな歴史の変遷を考えていました。日本全国にある地方、地方の歴史は考えて見ると興味がつきません。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「ギガンジュームの花の写真です」

2022年06月10日 | 写真
アリウム・ギガンジュームの茎を切ると、「ネギの匂い」がします。
それは、玉ねぎ・ニンニクと同じネギの仲間だからです。(アリウム属)
アリウムとはラテン語で、「ニンニク」とのことです。
そういえば、玉ねぎの花に似ていますね。