房総半島には数多くの観光地があります。東京から比較的近いので訪れる人も多いのです。私ども家族も何度も訪れました。
マザー牧場、鴨川シーワールド、犬吠埼、水郷佐原あやめパーク、九十九里浜、養老渓谷、仁右衛門島などです。
今日は冬でも花々が咲き乱れている南房総半島の風景をご紹介したいと思います。
房総半島は黒潮が洗う温暖な半島です。そのせいで冬でも花が咲くのです。その上青い海が春の陽光に美しく輝いているのです。私どももそんな早春に何度も房総半島の旅を楽しみました。家内が撮った房総半島の写真をお送り致します。
1番目の写真は千倉町にある「道の駅ちくら潮風王国」(http://shiokaze-oukoku.jp/ )の向かい側の花畑です。
千倉町は房総半島の太平洋に面した場所にあります。 平成の合併で南房総市なりました。 春の陽光が射し、生暖かい潮風が向こうの海から吹きこんでいました。沖を黒潮が流れているので一足早く春が来るのです。
2番目の写真も「道の駅ちくら潮風王国」の向かい側の花畑です。
この花畑では自由にに入って好きなだけ花摘みが出来ます。自分の気に入った色彩の花を切って大きな花束が作れるのです。
3番目の写真も「道の駅ちくら潮風王国」の向かい側の花畑です。
摘み取った花は有料ですが都会の花屋さんと比べると非常に安価です。その上、自分で好きな花を取るのが楽しいのです。
南房総の花々の栽培は遠く明治時代に間宮七郎兵衛という栽培家の努力によって始まったと伝えられています。
4番目の写真は泊まった白浜房総ホテルの7階の部屋の窓から見下ろした白浜海岸の朝明けの光景です。
房総半島の東岸には黒潮ラインという自動車道路があります。青い海と花畑の景観を楽しみながら走れます。フラワーラインは館山から和田まで46キロメートル続いています。
5番目の写真も房総半島の道の駅「ローズマリー公園」の東の海の風景です。(http://www.rosemary-park.jp/)
「ローズマリー公園」を散歩するとこんな海の風景が見えます。
6番目の写真は小湊の鯛の浦にある誕生寺の仁王門です。間もなく日蓮様の生誕800年になります。
仁右衛門島の隣の鯛の浦では大きな天然の真鯛が海面に群れています。船から与える餌を食べる光景には驚きます。
7番目の写真は海面に群れた大きな真鯛の群れです。写真の出典は、https://map.yahoo.co.jp/v2/place/YmQ9F5yvAio/photo です。
観光船から与える餌を食べる光景です。私と妻と子供たちは本当に驚きました。こんな光景を見ると誰でも驚く筈です。
昔から日蓮様の生まれた小湊では、鯛を日蓮様のゆかりの魚と考えていました。ですから小湊の海では決して捕らなかったのです。鯛は巨大に成長し、人間に馴れています。観光船の船べりをトントンと叩くと海面へ群れあがってくるのです。
日蓮さまは小湊で生まれ12歳まで住んでいました。1222年に生まれ、身延山を建て、晩年故郷へ帰る途上池上のあたりで1282年に60歳で逝去しました。
今日は花々が咲き乱れる春の房総半島をご紹介いたしました。是非春の房総半島へお出掛け下さい。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)
===参考資料=======================
日蓮のこと、
日蓮は「立正安国論」を唱え、鎌倉幕府の権力と戦い、正しい妙法蓮華経の信仰を人々に薦めたのです。貴族や上流階級だけでなく一般庶民の救済に力を入れたのです。
南妙法蓮華経とお題目を唱えるだけで、誰でも現世で幸せになれるという教えは江戸時代に大隆盛をしました。その勢いは明治、大正、昭和、平成、令和になっても衰えません。
創価学会や立正佼成会なども日蓮の教えで生まれた信仰団体です。
その他に以下のような数多くの宗門が出来ているのです。全ては日蓮さまの教えから生まれた宗派です。
日蓮宗
顕本法華宗
本門法華宗
法華宗本門流
法華宗陣門流
法華宗真門流
日蓮宗不受不施派
不受不施日蓮講門宗
日蓮正宗
日蓮本宗
大日蓮宗
このように日蓮様は現在も日本の仏教界へ非常に大きな影響を与えているのです。
房総半島への旅では小湊の鯛の浦と誕生寺は多くの人々が必ず訪問する場所になっています。
なお寺の脇に広い無料駐車場があり、その隣から鯛の浦へ行く観光船が出ています。房総半島の旅では是非、誕生寺と鯛の浦もご訪問下さい。