日本におけるコロナの感染流行は2020年と今年の前半と猛威を振るい最近ようやく終息しつつあります。
コロナの影響で私どもの生活も変わりました。以前はよくファミリーレストランに気楽に行ってましたがコロナが怖くて殆ど行かなくなりました。デパ-トや大型商店にも行かなくなりました。何度も行っていた国内の団体旅行もご無沙汰です。こんな生活の変化も皆様同じと思います。
こんな様子では旅行業界や旅館・ホテル業界は収入が激減して困っていると思います。
そこで今日は日本経済へ与えたコロナの影響を簡単にまとめてご紹介したいと思います。
ここ数日いろいろ調べましたが沢山の評価の資料がありました。それらの中で「コロナ禍の経済状況は【データから見る】 NHK特設サイト」が明快で優れているので以下に抜粋をお送り致します。
結論を先に言えばコロナの影響で落ち込んでいた日本経済がこの8月と9月に急速に回復しつつあるのです。
詳しくは、https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/economic-indicators/ をご覧下さい。
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コロナ禍の経済状況は【データから見る】 NHK特設サイト
新型コロナウイルスで深刻な打撃を受けている日本経済は、いまどのような状況になっているのか。生産・輸出は? 金融市場は? 暮らしは? 雇用・賃金は? 様々な経済指標から読み解きます。
(1)業種による経営への影響の差 鮮明に
影響が特に大きかったのが宿泊業と飲食サービス業です。売上げが感染拡大前と比べて5割以上減ったと答えた企業は宿泊業でおよそ3社に2社、飲食サービス業でおよそ2社に1社に上りました。
1番目の写真は飲食サービス業 べの影響の深刻さを示す図です。
感染拡大前と比べて売上げに変化があったかどうかを聞いたところ、全体の68%の企業が売上げが減少したと答えました。もっとも多かったのは「3割ほど減少」と答えた企業で29%、売上げが5割かそれ以上の大幅な減少になったと答えた企業も16%に上りました。・・・
影響が特に大きかったのが宿泊業と飲食サービス業です。売上げが感染拡大前と比べて5割以上減ったと答えた企業は宿泊業でおよそ3社に2社、飲食サービス業でおよそ2社に1社に上りました。ただ影響は接客型の業種だけでなくあらゆる業種におよんでいます。製造業や建設業、卸売業などでも売上げが減ったと答えた企業が大半を占めています。・・・
2番目の写真は外食売上高の変化を示す図です。
(2)消費者態度指数
消費者の買い物などへの意欲を示す、この9月の「消費者態度指数」は、前の月を1.1ポイント上回り、2か月ぶりに改善しました。新型コロナウイルスの感染者数が減少に転じたことが影響したとみられます。
3番目の写真は消費者態度指数の変化です。
消費者態度指数は、全国の8400世帯を対象に、
▽今後半年間の暮らし向きや、
▽自動車や家電製品が買いどきになるかどうか、
などを聞いて、消費者の心理を指数で示します。
▽今後半年間の暮らし向きや、
▽自動車や家電製品が買いどきになるかどうか、
などを聞いて、消費者の心理を指数で示します。
8月行われた調査では、2人以上の世帯の指数は37.8で、前の月を1.1ポイント上回り、2か月ぶりに改善しました。
(3)GDP への影響
4~6月のGDP 年率+1.3%。2期ぶりプラスも個人消費は伸び悩み。
2021年4月から6月までのGDP=国内総生産は、前の3か月と比べた実質の伸び率が年率に換算してプラス1.3%となりました。輸出などが増加し、2期ぶりにプラスに転じましたが、緊急事態宣言を受けて個人消費が伸び悩んでいることで、景気の持ち直しの動きは力強さを欠いています。
内閣府が、8月16日発表したことし4月から6月までのGDPの速報値は、物価の変動を除いた実質の伸び率が、前の3か月と比べてプラス0.3%でした。これが1年間続いた場合の年率に換算しますと、プラス1.3%となり、GDPは2期ぶりにプラスに転じました。・・・
4番目の写真は実質GDP成長率の変化です。
項目別では、前の3か月と比べて、「輸出」が、中国向けの半導体製造装置などを中心にプラス2.9%になったほか、「企業の設備投資」も、プラス1.7%となりました。
これに対し、GDPの半分以上を占める「個人消費」は、プラス0.8%の伸びにとどまりました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月、東京都などに3回目の緊急事態宣言が出されたことが影響し、GDP全体の伸びを鈍らせる形となりました。・・・
(4)日本の輸出入への影響
この5月の日本の輸出額は、自動車などの輸出が増えて、2020年の同じ月を49.6%上回り、3か月連続で増加しました。
2020年の5月の輸出額が新型コロナウイルスの影響で低い水準だったことの反動もあって、比較可能な1980年以降で2番目の大幅な伸びとなりました。
2020年の5月の輸出額が新型コロナウイルスの影響で低い水準だったことの反動もあって、比較可能な1980年以降で2番目の大幅な伸びとなりました。
5番目の写真は日本の輸出入の変化です。
5月の日本の輸出額は、自動車などの輸出が増えて、2020年の同じ月を49.6%上回り、3か月連続で増加しました。
2020年の5月の輸出額が新型コロナウイルスの影響で低い水準だったことの反動もあって、比較可能な1980年以降で2番目の大幅な伸びとなりました。
2020年の5月の輸出額が新型コロナウイルスの影響で低い水準だったことの反動もあって、比較可能な1980年以降で2番目の大幅な伸びとなりました。
今日は日本へ与えたコロナの影響を以下の項目について見てみました。
(1)業種による経営への影響の差 鮮明に
(2)消費者態度指数
(3)GDP への影響
(4)日本の輸出入への影響
簡単にまとめると上記のいずれもコロナの影響で低迷していましたが今年の6月頃から急速に回復しつつあるのっです。
コロナの影響で私達の生活が変わり、日本経済のいろいろな分野で大きな影響が出たのです。コロナの世界的な感染の猛威は大きな天災です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)