春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

逞しき孫娘

2019-02-19 22:00:00 | 家族の絆
離れて暮らしているが、時より孫姫がやってくるが、時期外れの台風のようで、たちまち賑やかになる。そっぽを向かれず未だ会ってくれるだけでも嬉しい。
今が一番の成長時期か、会う度に明らかに変化しており、逞しく育った姿に驚かされる。
体も学年では後ろから数えられるほど大きいようである。
成長は体だけではなく、身も心も併せての成長が、もう幼いときのイメージが徐々に消えている。
そん成長に併せて接し方も、こちらが芽生えなければ思えてくるが、余りの変化に、中々追いついていけない。

孫娘と同じ目線で向き合えるのは、楽しみの一つにしているゲームやトランプである。
コックピットと言われる卓上ゲームの対決では、色で識別された三角帽子がサイコロで進み、敵味方で会いまみえ、食うか食われるかの対決である。
オセロゲームも盤上で差し向かうが、既に固化した脳味噌をフルに回転しても、なかなか勝てずもう爺は届かない所にいる。
世間では囲碁、将棋と幼い幼児が、トップレベルに登りつめ名人クラスに合して戦う様子が最早珍しくなくなってしまった。
真剣に向き合い、勝利に浸れる喜びに悦にいっている勝負師の心を捉えている。そこには年齢差、経験、男女の垣根も全く感じさせられない勝負の世界なのである。

◇地味な針仕事も
遊びだけに留まらず何でも意欲的に取り組みチャレレンジをしている。
学校で習ったのか、日本伝来の地味な裁縫も、厭わず懸命に取り組む姿も持ち併せている。
<根気よく、針子さんの姿も、見せてくれる>

その一つ、ズボンのスソの綻びも、針・糸さばきも鮮やかに直してくれた。

◇食器を前に台所でも
台所のお手伝いも、成長の姿を見るようである。
梅干し入りのおにぎりをしっかり握ってくれた。
<台所で箸さばきも鮮やかに、こなす>


海苔を刻み、ユーモラスな顔の姿で、イラスト姿で登場した。
台形で綺麗に纏められた姿が大きな海苔に鎮座していた。
絵の世界から、飛び出し、おにぎりまでに進化した姿は豊かな発想から生まれている。
『はい、どうぞ』と言われても、ミニ作品に食らい付くのが、後ろめたいと思ったが、口にした。
すっぱい、梅の味と海苔の香りのぎりが、口に広がり、その感触が美味かった。
<鎮座する可愛い『おにぎり様』>


◇スキー
家に戻ってしまい、近況報告でLINEで動画を送ってきた。
群馬の水上でスキーを行ったとは聞いていたが、スキー上のゲレンデで、スキー服にゴーグルを付けてスイスイと一丁前にスキーを乗りこなしている姿に驚いた。
傾斜の雪面を滑るのは今回、初めての体験であるが、身を守るために、どうしても、腰が引ける姿を想像したが片鱗もなかった。
2日目にしてスロープの上にすこっと立ち、滑降姿勢を保ち鮮やかに乗りこなし、振り返る余裕さえ見せていた。
傾斜の雪面に滑り、どう乗りこなすかを既に悟っているようで、スキーを楽しんでいた。

<林を背後に雪煙も鮮やかに、滑りま~す>


<スキーのエッジを立て、ストック裁きも鮮やかに、曲がりま~す>


<後ろに振り返りカメラ側に手を振る余裕の姿>


鮮やかな滑降振りは僅か40秒余りであるが動画でダイナミックな姿が伝わってきている。その捉えたメデイアを含め、こうした動画を見られるのも、時代を感じるなあ~


爺も現役時代は職場の同僚と、道具を担ぎ、スキー場で正月を迎えるなど毎年通った。当時高価なオガサカのスキーも物置で眠ったまま目を覚ますこともあるまい。
さび付いた エッジもボロボロに、持ち主同様に、かっての輝きもないでいるだろう。
再び乗ることもないスキーであるが、過去の遺産を引きずり、未だ捨てる勇気もない。
しかし、今やスキーに乗らなくても、平地を只歩くだけでも、脊柱管狭窄症で身を守ってしまう。ゆらゆら揺れながらうつむき加減の前傾姿勢は最早避けられず歩いている。
ああ~情けねえ~
と思いつつも、孫娘のダイナミクな姿に時代を感じる。

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