◇秀悦なコント劇の連続
"抱腹絶倒"の言葉の辞書に「倒れそうになるほど大笑いすること」と書いてある。
写真は時々TVにもお目にかかる、偽小泉純一郎である。良~くその姿をリアルに観察しており言葉がなくても、その動きだけでも、お笑いを誘うが、あの突き放すようなワーンフレーズの小泉演説が本物か、偽物か識別出来ないぐらいに、徹底的になりきっている。
その小泉純一郎以下、安倍晋三、福田康夫の歴代の首相が順次登場から始まる衝撃的シーンに、ドキモをぬかしながらのコント集団、「ザ・ニュースペーパー」がこの多摩センターのパルテノンにやってきた。
日頃メデイアを通じて流される政治・経済・事件など国内外を問わず話題性のある素材をいち速く捉え、5~10分のコントを作り、舞台で演じてしまうのである。
「旬のニュース」モットーとしており、難しい素材をも笑いにかえてしまう、これぞプロ中のプロとして、直に見ていると心酔してしまうほどの集団である。TVを付ければ某大阪の○本興行主体の一発の瞬間芸で浮き上がっては消えてしまうお笑い芸人がTVメデイア向けにもてはやされて辟易しているが、そんな背景のなかにお笑いの本質を見るようで実に新鮮に目に映る。
「旬のニュース」と言えば、当日京王線で米軍機が落とした不発弾処理が話題になっていたが
京王線の作業服を着た役者がステージから、「只今、無事に不発弾処理が終わった」旨のご挨拶がいち早くコントネタで鮮やかに料理されていた。
次から次へと切れ目なく演目に笑いの渦が途切れないまま、目を瞬く石原都知事、地面にとどくばかりに頭を下げる東国原県知事、橋下大阪府知事の3人のやりとり、橋下知事が真に迫る思い切りの泣きの演技に、思わず共演者もくすくす笑い出してしまうシーンにはまさしくニュースペーパーの真骨頂のようで、思わず、涙をだして笑ってしまった。
2時間余りの時間はあっと過ぎてしまった。その役者さんたちの好演が冷めやらぬまま、ホールで見送る役者さんの素顔が実に格好よく輝いていた。あの純一郎の生姿を直に拝見し、人間ってこんなに変わってしまうのかと思い知らされた。
◇糖尿病に戦うリーダー渡部又兵衛
前述のザ・ニュースペーパーを立ち上げ、人気の源泉でもあるリーダー役の渡部又兵衛さんがTVに出るとの話に、またまた舞台の再演かと思ったが、糖尿病の最前線で人工透析で激闘する姿であった。
ご両親共糖尿病で筋金入りの糖尿病遺伝子で忙しさと酒の世界など不摂生もたたり、当人が気づいた時はかなり蝕まれかなり危険な状態であった。
網膜の血管が破れ出血する合併症で最悪失明も、3度の大手術と挙げ句の果てには糖尿病神経障害で壊疽にかかり、役者生命に関わる左足切断迄にいたってしまった。
以降は2日に1度の全身の血をきれいに入れ換える透析治療の闘病生活が続けられる中での、役者生活である。
しかし、そんなハンデイキャップを舞台では全く感じさせない、プロ中のプロである。
生命維持の大事な食事も塩分制限は半端でない。
「ラーメン食べても、汁飲むな」「味噌汁飲んでも汁残せ」の辛い掟は忠実に守られているようで、TVに映し出されるコンビニの弁当で、これに該当するおかずは「ハイ、これは駄目、これも駄目」と野菜類を残し、大半のものはつまみ出されていた。
医者に掛からないまでも、潜在的な、糖尿病予備軍は大量に居る
その遠因となるものは総じて、我が身に引っかかっているようである。
1、酒、たばこ
2、睡眠不足
3、ストレス
4、過食
5、塩分過多、糖分過多
6、不定期の食事
7、常に満たされない旺盛な食欲
本当に怖いのは合併症、蝕まれる前に医者の忠告は守れが又兵衛さんの忠告でもあったようだ。
"抱腹絶倒"の言葉の辞書に「倒れそうになるほど大笑いすること」と書いてある。
写真は時々TVにもお目にかかる、偽小泉純一郎である。良~くその姿をリアルに観察しており言葉がなくても、その動きだけでも、お笑いを誘うが、あの突き放すようなワーンフレーズの小泉演説が本物か、偽物か識別出来ないぐらいに、徹底的になりきっている。
その小泉純一郎以下、安倍晋三、福田康夫の歴代の首相が順次登場から始まる衝撃的シーンに、ドキモをぬかしながらのコント集団、「ザ・ニュースペーパー」がこの多摩センターのパルテノンにやってきた。
日頃メデイアを通じて流される政治・経済・事件など国内外を問わず話題性のある素材をいち速く捉え、5~10分のコントを作り、舞台で演じてしまうのである。
「旬のニュース」モットーとしており、難しい素材をも笑いにかえてしまう、これぞプロ中のプロとして、直に見ていると心酔してしまうほどの集団である。TVを付ければ某大阪の○本興行主体の一発の瞬間芸で浮き上がっては消えてしまうお笑い芸人がTVメデイア向けにもてはやされて辟易しているが、そんな背景のなかにお笑いの本質を見るようで実に新鮮に目に映る。
「旬のニュース」と言えば、当日京王線で米軍機が落とした不発弾処理が話題になっていたが
京王線の作業服を着た役者がステージから、「只今、無事に不発弾処理が終わった」旨のご挨拶がいち早くコントネタで鮮やかに料理されていた。
次から次へと切れ目なく演目に笑いの渦が途切れないまま、目を瞬く石原都知事、地面にとどくばかりに頭を下げる東国原県知事、橋下大阪府知事の3人のやりとり、橋下知事が真に迫る思い切りの泣きの演技に、思わず共演者もくすくす笑い出してしまうシーンにはまさしくニュースペーパーの真骨頂のようで、思わず、涙をだして笑ってしまった。
2時間余りの時間はあっと過ぎてしまった。その役者さんたちの好演が冷めやらぬまま、ホールで見送る役者さんの素顔が実に格好よく輝いていた。あの純一郎の生姿を直に拝見し、人間ってこんなに変わってしまうのかと思い知らされた。
◇糖尿病に戦うリーダー渡部又兵衛
前述のザ・ニュースペーパーを立ち上げ、人気の源泉でもあるリーダー役の渡部又兵衛さんがTVに出るとの話に、またまた舞台の再演かと思ったが、糖尿病の最前線で人工透析で激闘する姿であった。
ご両親共糖尿病で筋金入りの糖尿病遺伝子で忙しさと酒の世界など不摂生もたたり、当人が気づいた時はかなり蝕まれかなり危険な状態であった。
網膜の血管が破れ出血する合併症で最悪失明も、3度の大手術と挙げ句の果てには糖尿病神経障害で壊疽にかかり、役者生命に関わる左足切断迄にいたってしまった。
以降は2日に1度の全身の血をきれいに入れ換える透析治療の闘病生活が続けられる中での、役者生活である。
しかし、そんなハンデイキャップを舞台では全く感じさせない、プロ中のプロである。
生命維持の大事な食事も塩分制限は半端でない。
「ラーメン食べても、汁飲むな」「味噌汁飲んでも汁残せ」の辛い掟は忠実に守られているようで、TVに映し出されるコンビニの弁当で、これに該当するおかずは「ハイ、これは駄目、これも駄目」と野菜類を残し、大半のものはつまみ出されていた。
医者に掛からないまでも、潜在的な、糖尿病予備軍は大量に居る
その遠因となるものは総じて、我が身に引っかかっているようである。
1、酒、たばこ
2、睡眠不足
3、ストレス
4、過食
5、塩分過多、糖分過多
6、不定期の食事
7、常に満たされない旺盛な食欲
本当に怖いのは合併症、蝕まれる前に医者の忠告は守れが又兵衛さんの忠告でもあったようだ。
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