春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

久しぶりに野球にしびれた

2007-12-03 13:23:00 | スポーツ観戦

もう野球はオフシーズンだけに、この時期に沸かせるのはやはりオリンピックが作り出すナショナルリズムからなのだろうか、久しぶりにTVの前に張りついてしまった。
ちょっと力を付けると、判を押した様に、「高い所でチャレンジしたい」とアメリカに活路を求めてドンドン流出していく昨今に、骨抜きされてしまったナショナルチームは何となく線が細い、感じがする。
昨日は宿敵韓国と息もきらさぬ熱戦であった。
野球に限らず国際試合での韓国は日本と戦う時は異常なまでの闘争心がかき立てられる。
他の国に負けても日本だけには絶対に負けたくないというという、特別な民族感情はどうも過去の歴史背景を引きずっており、ワールドカップの時に日本に勝ち、グランドに大韓民国旗を立てるはしゃぎ振りは異常としか思えなかった屈辱であった。
その宿敵韓国は巨漢ぞろいで、遥かにパワーがありそうな体躯で体力面では日本を遥かに越える強打者を揃えている。
それに昔の旧日本軍のように粉骨砕身、ボールが来ても怪我を省みず、避けずにぶつかっていき倒れる、異常な戦いは振りは野球道を越え、体を張った格闘技の世界にも思えて来る。
この戦いの結果如何では未だ臨戦体制にある韓国で兵役の義務が免除されるにんじんがぶら下がり、特別な報奨を背負いながら、一球一球に命をかける若い投手も居た。
試合全般で何時も塁上で賑わすブルーカラーの韓国選手に立ち向かう、日本の投手陣にハラハラドキドキ、久しぶりに迫真の野球を見た。
普段見ることの出来ない、上原と矢野が抱き合うシーンはこの戦いの凄さを物語るものであった。
戦う前からの謀略戦、星野監督の怒りはまさに「侵りゃくすること火のごとく」折しも武田信玄軍と上杉政虎軍の川中島決戦の再来であった。

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