春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

アジア杯に日本は終わった

2007-07-29 18:10:00 | スポーツ観戦

PK戦までもつれにもつれ、羽生のキックは韓国のゴールキーパーに見事に止められ、日本のアジア杯は総て終わった。ピッチに倒れ、泣き崩れる羽生、それを起こす同僚達、その背後に歓喜に沸き立つ赤い韓国軍団。その1発々々にかける、戦いは残酷であり、運命とはいえ、負け戦を1人で背負い込んだ羽生の姿はみじめであり、これが現状の日本の姿であった。
長いこと言われた日本の決定力不足、ジーコからオシムに変わって、戦術、戦法は変わっても最後のゴールにぶち込む決定力不足は変わらなかった。
相手の反則により、1人退場、10:11の数に勝るハンデイを背負い、押して押して押しまくりながら、鉄壁な守りの韓国はゴールを揺らす事は出来なかった。
少数の敵を褒めたたえるべきか、それともこんなハンデを貰いながら、相変わらずの詰めの甘さを、露呈した日本の戦い振りを嘆くのか、深夜に及ぶ観戦にストレスだけが残った試合であった。
世界に共通する唯一の球技スポーツ、サッカーは国威発揚のための格好の戦いの場である。それぞれの国の歴史背景や国民感情もあって、対戦相手によっては異常な昂りを持ち、特に日本に対して韓国は絶対負けたくないと言う特別な感情を持ち合わせている。
そんな背景もあって、三位決定戦でありながら、あの歓喜に沸き立つ赤い軍団の姿はその象徴でもあった。
その沸き立つ韓国も監督が更迭され、厳しさは並大抵のものではない。
W杯で沸き、アジアでは一歩先んじていた日韓が、アジアでも破れ、残れなかった。
残された道に果たしてチーム作りが世界に何処まで通用するのか、個人技にかなり影響する世界だけに、今のイレブン以外のヒーローの誕生、発掘を含め見守ってみたい。

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