春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

涼気満点のお召し列車

2010-07-19 20:17:00 | こんな鉄道もあるぞ~

梅雨の開け宣言で猛烈な暑さ、朝から30℃を越える中、都心へ出かける。
容赦なく照りつけ陽炎も立ち、コンクリートからの容赦ない照り返しに、滲む様な汗が額からしたたり落ちる。
暑さに身体が未だ順応していないのか、日射しを避ける影もなく、ひたすら駅へ向かうが、冷房がガンガン効く所に早く入りたいと、めっきり暑さに弱い弱音を吐きたくなる。
上りが入る間、向かい側のホームに普段見受けられない紫色の薄いピンク帯びの車両が入線する。
長いテーブルを挟んで、向かい合わせにゆっくり車座に座り、その高さから恐らくお座敷列車である。
ゆったりとその空間に楽しむ姿が手に取るように見える。
その、変わった姿に、ワンショットを収めようと、手提げの中のカメラを間探っている間にその車両はアレヨアレヨと言う間にゆっくりと目の前を通り過ぎ過ぎて行く。
カメラに収めた 時は既にホームから外れた遥か彼方であった。ガンガンと迫る熱気の中、専用列車は止まることなく、貸し切りで西に下って行った。恐らく沿線のアルプス辺りに冷気を求めての観光列車であろう。
3連休に中央高速も大渋滞と聞いている。
そんな下界の苦痛をよそに、足を投げ出し、優雅な旅の姿が実に羨ましく、見えていた。
それにしても、この暑さに早くも、ギブアップ気味である。

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