先日、NHKで「手塚治虫のラストメッセージ」という番組を見ました。
平成元年に亡くなった手塚氏の子供たちへのメッセージは
生命の大切さを説く心打たれるものでした。
そこで家にあった手塚氏の「ガラスの地球を救え~21世紀の君たちへ~」という
エッセイを読み返してみました。
手塚さんがマンガを通して一貫して伝えたかったメッセージは
「生命の尊厳」でした。
新しい世紀を見ることなくこの世を去った手塚氏ですが、
21世紀を生きる子供たちに
「宇宙からの眼差しを持つよう」に説きます。
「将来、必ず宇宙ステーションで子供が生まれ、
彼らは文字通り宇宙人となり
宇宙から地球を眺める日が来るだろう。
そんな子供たちは、この地球上に生きる何十億という人間を
万物の霊長とは見ず、一介の生物として見るだろう。
彼らは地球を乱開発したり戦争で荒廃させたりという
人間のエゴイズムを許さないはずだと。
大宇宙の孤独の中にガラスのように壊れやすくぽっかりと
美しい地球が浮かんでいる。
そのはかなさが手にとるようにわかるはず。
人間だけがえらいのではなく
全ての生き物が同じように生を全うする生命体であると
受けとめることが出来たとき、
人類は宇宙の一員になれるかもしれない」と言っています。
子供の頃いじめられていた手塚少年を支えてくれたのはマンガでした。
今、いじめによって子供達が自殺してしまう世の中。
命の大切さを訴え続けた手塚さんがあの世で
嘆いておられるでしょう。
平成元年に亡くなった手塚氏の子供たちへのメッセージは
生命の大切さを説く心打たれるものでした。
そこで家にあった手塚氏の「ガラスの地球を救え~21世紀の君たちへ~」という
エッセイを読み返してみました。
手塚さんがマンガを通して一貫して伝えたかったメッセージは
「生命の尊厳」でした。
新しい世紀を見ることなくこの世を去った手塚氏ですが、
21世紀を生きる子供たちに
「宇宙からの眼差しを持つよう」に説きます。
「将来、必ず宇宙ステーションで子供が生まれ、
彼らは文字通り宇宙人となり
宇宙から地球を眺める日が来るだろう。
そんな子供たちは、この地球上に生きる何十億という人間を
万物の霊長とは見ず、一介の生物として見るだろう。
彼らは地球を乱開発したり戦争で荒廃させたりという
人間のエゴイズムを許さないはずだと。
大宇宙の孤独の中にガラスのように壊れやすくぽっかりと
美しい地球が浮かんでいる。
そのはかなさが手にとるようにわかるはず。
人間だけがえらいのではなく
全ての生き物が同じように生を全うする生命体であると
受けとめることが出来たとき、
人類は宇宙の一員になれるかもしれない」と言っています。
子供の頃いじめられていた手塚少年を支えてくれたのはマンガでした。
今、いじめによって子供達が自殺してしまう世の中。
命の大切さを訴え続けた手塚さんがあの世で
嘆いておられるでしょう。