句会のお題「北風」を調べていて久しぶりに「虎落笛」に再会した。
「冬の烈しい風が柵や竹垣などに吹き当って出す笛のような音」とある。
一度聴いてみたいものと思うと同時に、「虎落=もがり」の意味が気になって辞書をひいてみた。
①その昔、死者を本葬するまでの間の仮葬しておく事、またはそうした場所(もがりば)の囲いの事。
②戦場・城塞などに作られた防衛柵の事。虎防止の柵とも。
③紺屋などで染物を干すために立てた竹や木の支柱の事。
④ゆすり・たかりの手合(もがり者)の事。(人を通さないための縄=もがり縄)
動詞=もがる。(ゆすり、たかる。)
時代が下るほどに、意味が下落したようですが、それなりに一貫した物は感じます。本当にしみじみ「もがり笛」を聴いてみたいものですが、ゆすり・たかりは遠慮したい物です。
「冬の烈しい風が柵や竹垣などに吹き当って出す笛のような音」とある。
一度聴いてみたいものと思うと同時に、「虎落=もがり」の意味が気になって辞書をひいてみた。
①その昔、死者を本葬するまでの間の仮葬しておく事、またはそうした場所(もがりば)の囲いの事。
②戦場・城塞などに作られた防衛柵の事。虎防止の柵とも。
③紺屋などで染物を干すために立てた竹や木の支柱の事。
④ゆすり・たかりの手合(もがり者)の事。(人を通さないための縄=もがり縄)
動詞=もがる。(ゆすり、たかる。)
時代が下るほどに、意味が下落したようですが、それなりに一貫した物は感じます。本当にしみじみ「もがり笛」を聴いてみたいものですが、ゆすり・たかりは遠慮したい物です。