この所、機会に恵まれて伊吹山やひるがのに行くことがあって沢山の花に巡り会えた。
伊吹山の三合目にはユウスゲの花畑あったが、その名の通り夕方に咲き翌日の午前中に閉じるので一二個しかみられなかった。
残念に思っていたが、数日後「ひるがの湿原植物園」に行って同じ仲間の「ノカンゾウ」に会えた。
ユウスゲやノカンゾウの仲間は、ユリ科ワスレナグサ属で同じ仲間であるが
両者は花の咲く時間帯が違う。カンゾウやニッコウキスゲの仲間は朝咲いて夕方閉じる。
さてカンゾウの仲間には「ヤブカンゾウ」と「ノカンゾウ」とがある。
ヤブカンゾウは道端や土手に普通に生えるのでよく目にする。雌しべがが花弁化して八重咲きである。
これに対して、ノカンゾウは一重で田のあぜの溝のふちなどに生える。
これらカンゾウの仲間には、外国で改良されて「ヘメロカリス」と呼ばれるものがあり、公園などに植えられていて鮮やかな朱色や黄色の花をつける。
さて、ひるがの湿原植物園に入るとすぐに美しいカンゾウの仲間が咲いていた。
花弁は鮮やかな朱色で中央に黄色の筋があり、花の中心に落ち込んでいる。
余りの美しさにてっきりこれは園芸種だと思い写真を撮らなかった。
しかし今になって後悔している。調べてみると、ノカンゾウはどちらかと言えば山に近い所に生えその中で赤味の強いものがあり、それをベニンンゾウと呼ぶという。
あの花はノカンゾウだったのだ!!
途中半端にヘメロカリスを知っているからいけない。深く反省。
そう言えばこれらは皆ユリ科ワスレナグサ属の植物である。万葉の人々はノカンゾウの美しさに憂いを忘れることが出来たからワスレナグサと呼んだ。
忘れ草わが紐に着く 時と無く思ひ渡れば生けりとも無し
(作者不詳・・忘れ草を着物の紐に着けてあなたを忘れよう、いつも思っていると恋に疲れて生きた心地がしないから。)

伊吹山の三合目にはユウスゲの花畑あったが、その名の通り夕方に咲き翌日の午前中に閉じるので一二個しかみられなかった。
残念に思っていたが、数日後「ひるがの湿原植物園」に行って同じ仲間の「ノカンゾウ」に会えた。
ユウスゲやノカンゾウの仲間は、ユリ科ワスレナグサ属で同じ仲間であるが
両者は花の咲く時間帯が違う。カンゾウやニッコウキスゲの仲間は朝咲いて夕方閉じる。
さてカンゾウの仲間には「ヤブカンゾウ」と「ノカンゾウ」とがある。
ヤブカンゾウは道端や土手に普通に生えるのでよく目にする。雌しべがが花弁化して八重咲きである。
これに対して、ノカンゾウは一重で田のあぜの溝のふちなどに生える。
これらカンゾウの仲間には、外国で改良されて「ヘメロカリス」と呼ばれるものがあり、公園などに植えられていて鮮やかな朱色や黄色の花をつける。
さて、ひるがの湿原植物園に入るとすぐに美しいカンゾウの仲間が咲いていた。
花弁は鮮やかな朱色で中央に黄色の筋があり、花の中心に落ち込んでいる。
余りの美しさにてっきりこれは園芸種だと思い写真を撮らなかった。
しかし今になって後悔している。調べてみると、ノカンゾウはどちらかと言えば山に近い所に生えその中で赤味の強いものがあり、それをベニンンゾウと呼ぶという。
あの花はノカンゾウだったのだ!!
途中半端にヘメロカリスを知っているからいけない。深く反省。
そう言えばこれらは皆ユリ科ワスレナグサ属の植物である。万葉の人々はノカンゾウの美しさに憂いを忘れることが出来たからワスレナグサと呼んだ。
忘れ草わが紐に着く 時と無く思ひ渡れば生けりとも無し
(作者不詳・・忘れ草を着物の紐に着けてあなたを忘れよう、いつも思っていると恋に疲れて生きた心地がしないから。)
